六年間の努力を経て、北京故宮博物院中の「中正殿」復旧工事が完成し、27日竣工式典が行われた。復旧した「中正殿」は、清代乾隆帝時期の建築全貌を再現した。
「中正殿」は紫禁城北西側の建福宮花園南側位置となり、清朝宮廷チベット仏教活動の中心地域の場所であった。
その中に豊富な仏経、仏像、仏塔、タンカ、祭法器などの仏教に関係ある文化財産を秘蔵した。康熙三十六年(1697年)に清政府が「中正殿」を設立し始め、当時の職能とは、宮廷チベット仏教を管理事務機構であった。その時に「中正殿読経所」と命名された。
毎年定期的に「中正殿」で各種類の仏事行事を開催する。1923年に突発の大火事で、「中正殿」区域内の大部分が焼けられた。2005年から故宮博物院と香港中国文化財産保護基金会が連携し、建福宮花園復旧工事を始め、その後、香港中国文化財産からの献金で故宮博物院と合作し、「中正殿」の復旧工事も始めた。復旧工事は、既存遺跡を基礎にし、史料を参考し、近代遺物中の写真資料を参照し、故宮建築風格を保存し、施工であった。工事中、昔の材料に従い、伝統工芸で造り仕上げした。
復旧後の「中正殿」は、チベット仏教文化財産研究センターとなり、現在では業界関係者に開放し、3年後で「中正殿」が一般観光客に開放される。
PEK 李嵐博