こんにちは。先日からH.I.S.セブ支店でインターンとしてお世話になっているたかです。
今回の記事では初めてのセブ観光にはもちろん、海沿いのリゾート観光は一通り楽しんだという方におススメのオプショナルツアー「定番!セブ市内観光ツアー」についてご紹介いたします✨
ツアーの概要
このオプショナルツアーは皆様がご滞在されているホテルを出発し、日本語の堪能な現地ガイドと一緒に専用車でセブ市内各所にある名所を巡り、さらにフィリピン料理のランチや巨大ショッピングモールでのショッピングも楽しめるというお得なツアーとなっております!
ツアーの行程は交通状況などにより多少変わる場合がありますが、目安としてはこちらのようになります:
8:00 ~ 9:00 | ホテル出発 |
9:30 | マゼランクロス・サントニーニョ教会・サンペドロ要塞跡を見学 |
10:30 | コロン通り・カルボン市場を車窓見学 |
11:00 | ヘジテイジオブセブモニュメントを見学 |
12:00 | フィリピン料理店でランチ |
13:00 | ショッピングモールでお買い物 |
15:00 | ホテル到着 |
実は今日私もこのツアーに参加させていただきましたので、その模様を実際に撮影した写真とともにご紹介いたします!
ホテル出発
滞在するホテルの場所によりお迎えの時間は変わりますが、およそ8時から9時ごろの間に担当のガイドさんがお迎えに来てくれます。
今回のツアーを担当してくれたのは、日本語がとても上手で陽気な女性ガイドさん。最初の目的地「マゼランクロス」までの車中でもいろいろとセブにまつわる小話や、車窓に見える建物の解説などを聞かせてくれ、交通渋滞で少し長かった乗車時間も退屈することなく過ごすことができました!
マクタン島からセブ島まで、二本かかる橋の南側「マクタン・マンダウエ橋」を渡りました。向こうに見えるのはもう一本の橋「マルセロ・フェルナン橋」です。
マゼランクロス
最初に訪れたのは、セブシティ南東部にあるマゼランクロス(Magellan's Cross)です。
あたりはたくさんの観光客でにぎわっておりとても活気があります。写真中央奥に見える八角形の小屋のような建物がマゼランクロスです。さっそく中を見てみましょう。
建物の中央には背の高い十字架が鎮座し、天井には美しい宗教画が描かれています。
マゼランクロスとは、かの有名なポルトガルの冒険家マゼランがキリスト教を布教するため、1521年に初めてセブ島に上陸した際に建てたといわれている木製の十字架のことなのです。
かつて万病に効くと信じられており少しずつ削りとって持ち帰る人が絶えなかったため、現在は木製のカバーでおおわれており、本物を見ることはできないそうです。
サントニーニョ教会
次に訪れたのはマゼランクロスのすぐ近くにあるサントニーニョ教会。マゼランクロスから歩いて3分とかかりませんが、途中で荷物のチェックがあります。といってもかばんの中を少し木の棒でつつかれるだけですのでご安心を。
とても大きく、美しく、荘厳なスペイン様式建築です。サントニーニョ教会は1565年にスペイン統治下で建造された、フィリピンで最も歴史ある教会だそうです。
正面向かって左側の入り口から入ると右側に大きなパネルがあり、ミサが行われるスケジュールが示されています。ミサが行われている間は礼拝堂内に自由に出入りすることはできませんが、それ以外の時間であれば自由に写真を撮影したりしてもOKだそうです!
礼拝堂の中はこのようになっており、賑やかな建物の外とは打って変わって厳粛な空間が広がっています。
教会の名前の由来である「サント・ニーニョ」とは「幼きキリスト」を指す言葉で、この教会にはマゼランがセブ島に上陸した際に時の女王ファナに贈った小さなキリストの像(サントニーニョ像)が納められているのです。度々の戦火で教会は焼け落ちても金属製のサントニーニョ像だけは焼け残ったため、「奇跡の守護神」として崇められているそうです。
サントニーニョ像は礼拝堂の左奥にあり、列に並べば近くでお祈りをすることができます。写真はご法度とのことで禁止されてますのでご注意ください。
教会内の廊下には数々の宗教画が飾られており、ガイドさんの解説を受けながら見て回ることができます。
次に下車見学するサンペドロ要塞に向かう道中でコロン通りとカルボン市場というセブ島ローカルの人々でにぎわう通りを車窓見学しました。サントニーニョ教会を出発して5分少々で到着し、それほど広くない通りに所狭しと並ぶお店を見ることができます。
衣料品のお店など、とにかく何でもあります。ただし、ガイドさん曰く衣料品はコピー商品ばかりとのことですので、実際に買い物をされる際はお気を付けください。
見学中、ガイドさんが路上で売り歩く露天商の人から「蒸しバナナ」を買って食べさせてくれました。フィリピンではポピュラーな食べ物だそうで、ローカルの人たちはおやつや主食としてよく食べるそうです。匂いは結構強烈でしたが、食感や味はふかしたサツマイモに似ています。
サンペドロ要塞
カルボン市場を抜け、5分ほど乗車すると次の目的地「サンペドロ要塞(Fort San Pedro)」に到着です。
サンペドロ要塞はフィリピンで最も古い要塞で、最初に完成したのは1565年のことだそうです。初期は木造でしたが、1738年にサンゴ石を使った強固な建築に作り直されたそうです。
入り口付近の壁の模様をよく見てみると、たしかにサンゴが使われているのがわかります。ガイドさん曰く、サンゴ石は石灰と卵白を混ぜたもので固めて作られているそうです。
中に入って上へあがってみると、要塞として使われていた当時の見張り台や大砲などの跡をみることができます。
ヘリテイジオブセブモニュメント
もう一度車に乗り、次の目的地「ヘリテイジオブセブモニュメント(The Heritage Of Cebu Monument)」まではおよそ15分ほどでした。
ここでは、セブの芸術家であるエドゥアルドさんが2000年に完成させた、セブの歴史にかかわる人物や建物の彫刻を見ることができます。
反対側からもう一枚。たくさんある中それぞれの彫刻が何なのか、ガイドさんに聞けば詳しく教えてもらえます!
フィリピン料理のランチ
ヘリテイジオブセブモニュメントの見学を終えたら、いよいよお待ちかねのランチタイムです!
今回ランチをいただいたフィリピン料理店ではランチタイムにギター演奏が行われており、とても良い雰囲気のなかランチを楽しむことができました!
席に着くとはじめにバナナの皮が乗ったお皿を用意してくれました。この上にいろいろな料理をのせて食べるそうです。どんな料理がいただけるのか、わくわくします✨
最初に運ばれてきたのはこちらのツボのような容器に入った巨大あさりのスープです。ウエイターさんがカップに注いでくれます。
ハマグリでしょ?と思いましたがガイドさんはあさりだと言っていたので、フィリピンのあさりは巨大なようです。貝の風味が豊かで、少し酸味もありおいしいスープです。
スープをすすっていると次々と料理が運ばれてきて、あっという間にテーブルいっぱいに料理が並びました!
ドリンクはガイドさん一押しのグリーンマンゴーシェイクを注文しました(ドリンクの費用は各自お支払いください)。さわやかな酸味でさっぱりできます!
デザートはよく冷えたパイナップルです。芯の部分までさくさくいただけます。
ランチを楽しんでお腹もいっぱいになったところで、いよいよ今回のツアー最後の目的地であるショッピングモールに向かいます!
ショッピングモールでお買い物
今回訪れたのはSM CITY Cebuというセブ島内随一の大きさを誇るショッピングモールです。SMとは「Shoes Mart」の略だそうで、その名の通り小さな靴屋さんから始まった小売店なんだそうです。
地上3階、地下1階の4層構造になっており、売り場の延べ床面積は8万坪という超巨大なモールの中にはファッション・ドリンクスタンド・電気製品・お土産などありとあらゆる製品を取り扱うお店が軒を連ねています。
その隣にはフィリピンの民芸品をたくさん取り扱い、お土産探しにぴったりのお店クルトゥーラ(Kultura)があります。私はこのお店で金ぴかのお皿やココナツオイルなどを購入しました!
カフェやボウリング場まであり、地元の人たちもたくさん利用しているようです。地下にはスーパーマーケットもありますので、おみやげの大量購入におススメです!
こちらでのお買い物を2時間ほど自由に楽しんだら、楽しかったシティツアーもこれでおしまいです。モールからまたバスに乗ってホテルまで戻ります。
もう少しお買い物を楽しみたいという方は、現地解散で各自タクシー等でホテルまでお帰りいただくことも可能です(その際の交通費はご自身でご負担ください)。
いかがでしたか?
今回のツアーではセブ市内の名所をまわりセブの歴史に思いを馳せ、豪華なフィリピン料理のランチにお買い物も楽しむことができました。一日を通して大満足のツアーです!
私が今回何より良いと感じたのは、日本語の堪能な現地ガイドさんのサポートと、ガイドブックには載らないようなちょっとした耳より情報をたくさん得ることができるという点です。
セブにお越しの際は、ぜひこちらのオプショナルツアーで市内観光を効率よくお楽しみください!
以上、たかがお送りしました。長い記事でしたがお付き合いいただきありがとうございました!