Hafa Adai
これまでこちらのブログで何度もとりあげられている恋人岬ですが、
恋人岬といえば、人気観光スポット、絶景、縁結び、パワースポット等々ですね
いつ見ても広大で美しいの一言に過ぎる恋人岬からの眺め
しかし今日は絶景の話ではなく恋人岬の神話に関して改めて
お話したいなと思います。
恋人岬の悲恋ストーリー はこちら
これは、マリアナ諸島がスペインに領有されていた時代の、
先住民チャモロ人の娘にまつわる悲恋の物語です。
(注)以下ストーリーは、恋人岬公式HPからの抜粋です。
父はスペイン貴族の出身、母はチャモロ族酋長の娘で、一家は広大な土地を所有し、
スペイン人、チャモロ人両方から尊敬される名門の家柄でした。
その娘は美しく慎ましくとても魅力的な女性で、家族に大切に育てられました。
そんなある日、父は娘とスペイン総督との結婚を計画します。
これを知った娘は悲しみに打ちひしがれハガッニャの家を抜け出し、
グアム北部の人里離れた海岸にたどり着きます。
そして月明かりに照らされた海岸で、
彼女は若いチャモロの男性と出会い、恋に落ちたのです。
それを知った父は激怒し、すぐにスペイン総督と結婚に応じるよう命じました。
夕方、娘は家を抜け出し、チャモロ人の恋人に会うために岬へと向かいます。
若い二人が岸壁のふちまで追い詰められると父親は不安になり娘に声をかけますが、
彼らは互いの長くて黒い髪を一つに結び、見つめ合い、最後のキスを交わすと、
高い崖から渦巻く海へと身を投げたのです。
崖のふちへ駆け寄った父親と軍隊が目にしたものは悲痛な光景でした。
その日以来、チャモロの人々はタモン湾のこの高台を若い恋人達の聖地とし、
特別な思いで訪れるようになりました。
そして永遠に寄り添うことを選んだ二人の悲恋の伝説から、
この地は恋人岬(プンタン ドス アマンテス)と呼ばれるようになり、
恋人の像「アマンテス」が立てられていますね
ちょっと余談・・・・
王道のストーリーは、有名ですが、実は実は結末は2説あるようです
上記ストーリーでは、死ぬことによって二人の愛を守り抜いたと言うことですが、
実は2人は助かってロタに逃れて幸せに暮らしたのでしたというのがもう1つの説
超悲劇ストーリーが、ハッピーエンドになってしまう正反対の2説。
どちらを信じるかは、あなた次第
「恋人岬」のまたもう1つの魅力は、カラフルな色がとってもキュートな
「ハートロックウォール」ですね。
伝説ストーリーでは悲しい結末とされていますが、
現実ではそんなことがないよう、訪れた人々の気持ちを叶える
ハート型の南京錠とカラフルなプレートが販売されています。
洋風の縁結びみたいな感じですね
購入した南京錠にカップルで各々の名前を書き「ハートロックウォール」と
呼ばれるフェンスにかけると、その二人は永遠の愛で
固く結ばれると言われています。
また片思いの人は、カップルになれるよう、両想いになれるようにと願ったり、
色々な思いで壁が埋め尽くされているウォールに、
あなたの心が温まること間違いなしですよ。
今回はちょっとスタディーモードのブログになってしまいましたが、
恋人岬の伝説を知ってから絶景を見るのと、知らずに見るのでは、
もちろん知ってるほうが感慨深いもの
みなさんがこのブログを読んで、恋人岬を訪れて頂けることを
心よりお待ちしております
えりりん
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