テーマ： ネパール風物詩
ネパールの結婚式シーズンは、ネパール暦（ビクラムサンパット暦）によって決まっています。ネパールの人達は、ネパール暦（ビクラムサンパット暦）に従って、その年その年結婚式シーズンを知ります。ネパールの人たち以外は、花婿が花嫁を迎えに行く時＜ジャンティ＞と言われる盛装した人たちの行列で知る事が出来ます。
ジャンティの行列の人達と花婿が乗ったデコレーションした車の先頭を大きな音を響かせて演奏をする楽隊が先導します。
花婿が花嫁を迎えに行くデコレーションをした車
ネパールの結婚式は、とても盛大に大勢の人達を招待して行われます。これは、日本のように戸籍がきちんとされていないと言う事もあるようです。この2人は本当に結婚したのですよと言う事を大勢の人達に周知すると言う意味があるように感じます。
花嫁の衣装は＜赤＞を基調にしたサリースタイルが主になっています。
結婚式には付き物の新郎新婦へのプレゼントですが、もし、花婿側の招待者であった場合は、プレゼントを準備する必要はありません。でも、花嫁側の招待者であった場合は、プレゼントを考えなければなりません。
近年の結婚式は、上記写真のように、パーティーパレスで行われることが多くなりました。以前は、寺院で行われることが通常でした。現在は、寺院で行われる伝統的な結婚式は少なくなったようです。ネパールも近代的な波に乗っているということでしょうか・・・。（その2に続く）
文：しぇるぱに / 画：B.B , しぇるぱに
