今日は、ネワール民族の風習の一つ<ベル・ビバハ (वेल विवाह) /(イヒー / इही)>と言う儀式が行われる日でした。

 <ベル・ビバハ (वेल विवाह) /(イヒー / इही)>は、4歳~7歳くらいの女の子がベルフルーツと結婚(?!)をする日なのです。

 ベルフルーツは、日本では見かける事はありませんが、見かけは柑橘類の表皮のようで、とても固く、形は楕円形で、果汁はとても淡泊な甘さ・・・なのだそうです。実際、私自身は、ベルフルーツを食したことがないため、不確かなのですが・・・見かけからすると、柑橘類の酸っぱさが想像されます。

jベル・ビバハ(वेल विवाह) / イヒー(इही) / カンティプール(कान्तिपुर)新聞より

Bell_biwaha1

  ネワール民族の女の子たちは、人生で3回の結婚をするとの事・・・1回目が、この<ベル・ビバハ (वेल विवाह) /(イヒー / इही)>、2回目は、8歳~14歳で太陽との結婚<グファ(गुफा)>、そして、3回目が人(男性)との結婚<ビバハ(विवाह)>となります。

 なぜ、ベルフルーツとの結婚なのでしょう?なぜ、太陽との結婚なのでしょう???不思議です。

 ベルフルーツは、何年経っても表面は固く、中の果汁は腐らないと言われています。この<ベル・ビバハ (वेल विवाह) /(イヒー / इही)の時にジョティシ(ヒンドゥ教の僧侶)から渡されたベルフルーツは、家の神聖な場所に置き大切にされ本来の結婚の時に婚家へ持って行くとの事です。

 太陽は、誰にとっても、動物や生き物、植物にとっても、空に太陽は必要な存在です。なくなることはありません・・・このように、たとへ結婚した男性が亡くなったとしても、残された女性は、ベルフルーツと太陽が永遠に守ってくれる・・・と言う、言い伝えが背景にあります。

タメルの路地裏にてベル・ビバハ(वेल विवाह) / イヒー(इही)

Bell_biwaha_4

 ただ、最近は、このように<ベル・ビバハ (वेल विवाह) /(イヒー / इही)>や太陽との結婚<グファ(गुफा)>の儀式をする事は、以前に比べ少なくなったようです。

文:しぇるぱに 画:カンティプール(कान्तिपुर)新聞、あかしゅ

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