テーマ： マレーシアの鉄道
こんにちは！
今回はクアラルンプール市内中心を走る、KLモノレールの乗り方をご紹介いたします！
KLモノレールはマレー語で書きますとKL MONORELとなります。
このKLモノレールですが、マレーシア最大の鉄道駅で空港鉄道も発着する、
KLセントラル(KL Sentral)から、クアラルンプール最大の繁華街ブキビンタンを通り、
住宅地ティティワンサ(Titiwangsa)までの11駅・8.6kmを結んでいます。
全線の所要時間は約20分。列車は5分～12分間隔で運行されています。
運行はRAPID KL(ラピドKL)という、クアラルンプール圏内のバスやLRTそしてモノレールを
運行する政府出資の会社によって運営されています。
ＫＬモノレールは、当初日本の技術によって建設されていましたが、
アジア通貨危機の影響でコスト削減が必要となり、マレーシア国産技術により
２００３年８月３１日に完成しました。
軌道は跨座式を採用しており、日本国内では東京モノレールや多摩モノレール、
大阪モノレール等と同様です。
さて本題ですが、モノレール乗り方をご紹介いたします！
（モノレール以外のLRTも同様の方法になります）
①こちらがモノレールの入口です。今回はラジャチュラン（Raja Chulan)駅から、
ＫＬセントラル(KL SENTRAL)まで乗車します。
こちら階段ですが、反対側にエスカレーターがございます。
②上っていくと改札口があります。
③そして券売機はこちらです。タッチパネル式となっており、
トークンと呼ばれる乗車券を購入します。
④まずは画面左上のボタンでENGLISH（英語）をタッチします。
⑤次にトークン購入か、MY RAPID CARD（ICカード）の積み増しをするかを選択します。
今回は、トークンの購入なのでSINGLE JOURNEY TOKENをタッチしてください。
⑥次に行き先を選びます。
今回はKL SENTRAL(MONORAIL) をタッチします。
⑦次にトークンの枚数を指定します。
右側の青い＋のボタンをタッチして枚数を増やします。
指定したら右下のOKボタンをタッチします。
⑧入金をします。
使えない種類のお金には×がついています。
RM1とRM5、コインの利用が可能です（小銭や小額紙幣をご用意ください）。
お金を指定金額（今回はＲＭ2.10）まで入れますと、トークンとお釣りがでてきます。
下の窓から取り出します。
⑨購入したトークンはこのようになっています。
プラスティック製で中にチップが入っており、
目的地の情報が記憶されています。
⑩自動改札口に進みます。
トークンで読み取り部が正面にあります。
⑪このように、トークンでタッチするとドアが開きます。
⑫さて、改札を通ったら、ホームへ向かう前に方面の確認です。
KL SENTRALに向かいますのでPLATFORM2へ。
⑬ホームはこのようになっています。
ホームドアは年内にモノレールが４両編成になった時点で運用されます。
ちょうどモノレールが入場してきました。
⑭車内もまたシンプルです。
日中は空いていますが、朝夕のラッシュは混み合います。
⑮モノレールからの景色です。
前の建物はイスタナホテルです。
⑯終点で目的地のKL SENTRAL駅に到着です。
町の景色が見れるのはモノレールならではです。
⑰出口はこちらです。マレー語でKeluarといいます。
⑱階段を降りると自動改札機があり、改札を出るにはトークンを
返却口に入れるとドアが開きます。これで下車完了です。
目的地のKL SENTRALはKTM（マレー鉄道）やKLIA EKSPRESS(空港鉄道）、LRTなどが
乗り入れる中央駅です。モノレールの改札口から、ショッピングモールの
NU SENTRALを抜けると駅コンコースがあります。
広いですが、比較的わかりやすい構造です。また日本語の表記もあります。
さて、KLモノレールは車両ですが、ほとんどが広告媒体となっています。
ブキビンタン駅付近
ラジャチュラン駅付近
こちらは」、もうすぐお目見えの新型車両（４両編成）です。
KL SENTRAL駅
こちらがLRTです。KLモノレールと通しでトークンの購入が可能です。
乗り方も同様です。
クアラルンプールに来たら、一度お試しください！
以上、モノレールの乗り方のご紹介でした！
クアラルンプール支店 平井
