の今日のランチ。
ろくな物食べてないな…と思っているかもしれませんね。
これ、日本ではアメリカンドッグって言いますよね。
子供の頃、コンビニでこれを買って食べるのが好きでした。
それも、ケチャップとマスタードたっぷりつけて。
もちろんアメリカでもコンビニや、フェアの屋台で売っています。でも、アメリカンドッグとは呼びません。
コーンドッグって言うんです。
そこで今日はちょっとコーンドッグについてお勉強してみましょう。
どうしてコーンドッグと呼ぶのかな
コーンブレッド + ホットドッグ(ウインナーの事)
ここからコーンドッグと呼ばれるようになったようです。
ちなみにアメリカではダックスフンド(犬)の事をホットドックとも言います。
コーンドッグはいつ頃から存在するのかな
比較的新しい食べ物のようですね。
1942年テキサスのステートフェア(*)でニール・フレッチャーさんが屋台で売り出したのがはじまりとされていますが、当時はコーンドッグには棒はついていませんでした。
(*)ステート・フェアとは
各州で年1回行われる大規模な移動式遊園地や品評会を総合するもので、色々な催しが行われるお祭りのようなもの
フロリダ・ステート・フェア (第103回)は2007年2月8~19日、タンパで行われます。
情報はまだアップされていません。
棒付きコーンドッグはいつ出来たのかな
1946年、イリノイ州のエドさんがフォークを使ってコーンドッグを作ったのが棒付きコーンドッグのはじまり。彼は「Crusty Cur」と命名。
(Crustyは皮の厚い感じの事。Curは野良犬。)
う~んあまり美味しそうなネーミングではないですねぇ。
彼の奥さん、バージニアさんも同意見。
そこで彼らは幾つも名前を提案した後「Cozy Dog」に決定。
(Cozyは(暖かくて)居心地の良いという意味合い)
そして棒付きコーンドッグは「Cozy Dog」に名前を変え、更に何と彼らはCozy Dogのマスコット人形まで作ってしまったそうです。
イリノイ州スプリンフールドでは「Cozy Dog Drice In 」で今でも「Cozy Dog」を食べる事ができるそうですよ。マスコットも健在です。
コーンドッグは何で出来ているのかな
最近では小麦粉だけを使ったふわっと系の皮が多いですが、本物はコーンミール(とうもろこしの粉)を混ぜて作るので、皮は少し黄色がかっていて、少しザラザラした舌触りですが甘みがあります。
中のソーセージは種類は色々。ソーセージはポークが主流ですが、牛肉100%のソーセージも人気があります。ほとんどのレストランでは、皮がパリっとしていないものを使っています。
本物のコーンドッグの作り方
本物のコーンドッグに近いレシピ。
10個分(こちらでは大抵ソーセージが1パック10個分入りなのです)
料は調節して作っても良し。
材料
小麦粉 1カップ
コーンミール 1 1/2カップ
ベーキングパウダー 小さじ1
牛乳 2 1/4カップ
砂糖 大さじ1/2
塩 少々
ソーセージ と 棒(箸でもOK) 10本
揚げ油
作り方
①棒をソーセージに刺す。
(小さいソーセージを使うなら、棒無しでも大丈夫。)
②その他の材料を全て混ぜる。
生地が固すぎたら牛乳を足しましょう。
③揚げ油を温める(160℃くらい)
④ソーセージを②にからめる
⑤③の油でキツネ色になるまで揚げる
揚げ油に気をつけましょう!
アメリカに来たばかりの時、町のフェアに行った時、屋台で「アメリカン・ドッグ、プリーズ」って言って大笑いされた事がある。
今度は、指差して「アメリカン・ドッグ、プリーズ」と言うと、お店のおじさんは教えてくれた。
「これはコーン・ドッグって言うんだよ」って。
そんな事もあり顔を覚えていてくれたのか、帰り際に呼び止められた。
「もう店終いだから、残ってるコーンドッグあげるよ」
「ラッキー」
その日、は両手にコーンドッグを持って帰ったのである。花より団子だ。
だから好きなのかな~コーンドッグ。