グルメ 2006.07.17

コーンドッグの今日のランチ。

ろくな物食べてないな…と思っているかもしれませんね。


これ、日本ではアメリカンドッグって言いますよね。

子供の頃、コンビニでこれを買って食べるのが好きでした。

それも、ケチャップとマスタードたっぷりつけてsmile


もちろんアメリカでもコンビニや、フェアの屋台で売っています。でも、アメリカンドッグとは呼びません。


コーンドッグって言うんです。


そこで今日はちょっとコーンドッグについてお勉強してみましょう。



どうしてコーンドッグと呼ぶのかな


コーンブレッド + ホットドッグ(ウインナーの事)

ここからコーンドッグと呼ばれるようになったようです。


ちなみにアメリカではダックスフンド(犬)の事をホットドックdogとも言います。


コーンドッグはいつ頃から存在するのかな


比較的新しい食べ物のようですね。

1942年テキサスのステートフェア(*)でニール・フレッチャーさんが屋台で売り出したのがはじまりとされていますが、当時はコーンドッグには棒はついていませんでした。


(*)ステート・フェアとは

各州で年1回行われる大規模な移動式遊園地や品評会を総合するもので、色々な催しが行われるお祭りのようなもの


フロリダ・ステート・フェア (第103回)は2007年2月8~19日、タンパで行われます。

情報はまだアップされていません。


棒付きコーンドッグはいつ出来たのかな

1946年、イリノイ州のエドさんがフォークを使ってコーンドッグを作ったのが棒付きコーンドッグのはじまり。彼は「Crusty Cur」と命名。

(Crustyは皮の厚い感じの事。Curは野良犬。)

う~んあまり美味しそうなネーミングではないですねぇ。

彼の奥さん、バージニアさんも同意見。

そこで彼らは幾つも名前を提案した後「Cozy Dog」に決定。

(Cozyは(暖かくて)居心地の良いという意味合い)


そして棒付きコーンドッグは「Cozy Dog」に名前を変え、更に何と彼らはCozy Dogのマスコット人形まで作ってしまったそうです。

イリノイ州スプリンフールドでは「Cozy Dog Drice In 」で今でも「Cozy Dog」を食べる事ができるそうですよ。マスコットも健在です。


コーンドッグは何で出来ているのかな

最近では小麦粉だけを使ったふわっと系の皮が多いですが、本物はコーンミール(とうもろこしの粉)を混ぜて作るので、皮は少し黄色がかっていて、少しザラザラした舌触りですが甘みがあります。

中のソーセージは種類は色々。ソーセージはポークが主流ですが、牛肉100%のソーセージも人気があります。ほとんどのレストランでは、皮がパリっとしていないものを使っています。


本物のコーンドッグの作り方

本物のコーンドッグに近いレシピ。

10個分(こちらでは大抵ソーセージが1パック10個分入りなのです)

料は調節して作っても良し。


材料

小麦粉 1カップ   
コーンミール 1 1/2カップ
ベーキングパウダー 小さじ1
牛乳 2 1/4カップ
砂糖 大さじ1/2
塩 少々
ソーセージ と 棒(箸でもOK) 10本

揚げ油


作り方

①棒をソーセージに刺す。

 (小さいソーセージを使うなら、棒無しでも大丈夫。)

②その他の材料を全て混ぜる。

 生地が固すぎたら牛乳を足しましょう。

③揚げ油を温める(160℃くらい)

④ソーセージを②にからめる

⑤③の油でキツネ色になるまで揚げる


揚げ油に気をつけましょう!



アメリカに来たばかりの時、町のフェアcarouselponyに行った時、屋台で「アメリカン・ドッグ、プリーズ」って言って大笑いされた事がある。

今度は、指差して「アメリカン・ドッグ、プリーズ」と言うと、お店のおじさんは教えてくれた。

「これはコーン・ドッグって言うんだよ」って。

そんな事もあり顔を覚えていてくれたのか、帰り際に呼び止められた。

「もう店終いだから、残ってるコーンドッグあげるよ」

「ラッキーheart04


その日、は両手にコーンドッグを持って帰ったのである。花より団子だ。

だから好きなのかな~コーンドッグ。

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