ところで・・・・ピューターとは一体何なのか???辞書で調べてみると『錫と鉛などととの合金』とのこと。
何故そんなミュージアムがプーケットに出来るかと言うと、その昔プーケットでは錫の採掘が島の一大産業でした。毎年ご紹介しているベジタリアン祭りの起源も、プーケットに錫の採掘の為に移住してきた、中国の人々と言われています。現在は、錫の採掘は島内ではなくプーケット島沿岸で行われており、島内はもっぱら観光業が中心となっていますが、現在もプーケット土産として錫製品は有名です。
それでは早速、ピューターミュージアムへ 場所はシャロン寺院側です。
ミュージアムは大きくモダンなコンクリート打ちっぱなしの建物です。ミュージアムの正面玄関前には、超特大ピューター製象さんのビールジョッキ
訪れた人たちのちょっとした写真撮影ポイントになっていました。
ミュージアムの入口を入ると、やはりピューター製の特大王様のレリーフとご対面。その後は残念ながら、ミュージアム内は撮影禁止
中には、錫の採掘方法や鉱山の歴史について、ピューターについての化学的な紹介等があります。更にその奥にはミュージアムの独自工場で製造された97%の錫を使用し、作られた高品質のピューター製品が販売されています。
ピューター製の食器はそのままの温度を長い時間保つことが出来るので、通常タイの人たちはビールが温くなってくると氷を入れたりしますが、そんなことをしなくても長く冷えた美味しいビールが楽しめるとのこと。
他にもティーカップやワイングラス、ポット、花瓶、置物等シンプルな商品からタイっぽく象のをモチーフにした商品など様々なものがありました。ズッシリとした重みがあり、ガラス製品とはまた違った良さを感じました。
また、1回300Bからピューター製品をつくる体験コーナーもあり、オリジナルなお土産を作ることもできるとのことでした。
プーケットの錫の歴史と錫製品に興味のある方は如何でしょうか。
ROYAL PEWTER
営業時間 : 9:00~18:00
電話 : 076-281-001
住所 : 61/16 Moo6 Soi BannaiTrok Chalong A. Muang Phuket