タイカルチャー
2008.11.10
ローイクラトン祭りは陰暦12月、毎年だいたい10月末から11月中旬頃の満月の夜に行なわれます。
タイ語で『ローイ』は流す、『クラトン』は灯篭を意味します。
このお祭りは、水の女神に一年の感謝を捧げる為に行なうと言われています。
クラトンは、水に流す為、バナナの幹や自然に優しい材料を使い、まず土台を造り、そこに花等で飾り付けをし、蝋燭1本、お線香3本を立てて、火を燈して願をかけた後、川や運河に流します。この時、クラトンが沈まずに、いつまでも火が消えなければ願い事が叶うと言われています。
プーケット支店のスタッフに聞いたところ、自分の切った爪と髪の毛を自分の分身としてクラトンにそえて流すと、一年の全ての行いを水に流すことができ、新たに心を入れかえることができるとのこと・・・。
また、恋人同士は灯篭を一緒に流し、灯篭が離れないで流れていけば、いつまでも一緒にいられると言う説もあり、ローイクラトン祭りの夜はタイ人カップルの姿が目立ちます。
プーケットでは、プーケットタウン近郊の人はサパンヒン地区等に行くそうです。ワタシはパトン地区が近いので毎年パトンビーチに行き、灯篭を流しています。
パトン地区で今年はローイクラトンフェスティバルが行なわれる予定になっています。