タイの果物
2009.09.12
サワディーカァ
徐々にフルーツの季節も終わりが近づいてきております
9月にご紹介するのは、ちょっと時期が過ぎてしまいましたが、
『サントール』です。
タイ語ではカトーンといいます。プーケットの市場では7月~8月下旬頃まで売られています。日本では見かけることのないフルーツです。
カトーンは、マレー半島原産の果物で、直径15cm程です。
中央部分に大き目の種があり、皮を向いてそのまま食べることもできますが、タイでは漬物にしたり、ソムタムにしたり、はたまた炒めたりして食べます。
じゃ、早速試食をして見ます。今回はそのまま食べることにします。
まずは、2つに切ってから、皮を厚めに剥きます。中央の白い実に包まれているのが種です。
皮を剥いたら、果実の周囲を包丁で叩くように切込みを入れます。
切込みを入れる作業が早すぎて、画像が。。。。。
切込みを周囲に満遍なく入れたところで、手の平において上下に手を叩くようにして潰します。
『力強くお願いします!!!』
ふぅ 潰れたところで、そのままいただきます
皮を剥いて時間が経ってくると、りんごのように色が茶色に変色してきます。
ちょっと手を加える場合は、果実に砂糖・ナンプラー・唐辛子の粉をお好みで掛けます。15~30分程置き、ナンプラーが程よく果実に馴染んだら、OK食べれます。
そのままで食べた場合、皮に近い部分は酸っぱさがあり、種に近い部分は甘みがあります。種の部分は繊維質で、ちょっと歯に詰まるのが難点です。
ちょっと旬は過ぎてしまいましたが、日本にはない味。旅の記念にご試食されては如何でしょうか