上海の街はは目まぐるしく変化しています
「久しぶりにあのお店に行ってみようかな」と思い、
行ってみると、「あれ」
そのお店どころかその辺りの一角全てが更地になっていることがしばしば・・・
上海市の中心では古い建物が、「保存建物」や「保存地区」を除いてどんどん取り壊されています。
これも2010年の万博
に向けて、というのも理由の一つだそうです。
私の家の周りにも古い家がたくさんありましたが
引っ越して来てから3ヶ月もたっていないのに、どんどん取り壊されて
随分と景色が変ってしまいました
長屋のようにつながっている古い建物に小さな商店が並んでいて、
夕方からは道路に長椅子を出して夕涼みをする人々・・・。
そんな懐かしい風景がなくなってしまうのも、少し寂しい感じです。
取り壊しが始まった建物の中でも生活を続けている人もいます
左の写真がそれです。
隣では取り壊されているのに、洗濯物が干されています。
こんな風景は取り壊されているところではあちこちで見られます
ただ・・・彼らが住み慣れた場所を移るのは時間の問題でしょうが・・・。
2010年まであと4年
それまでに上海がどんな変貌を遂げるのか
懐かしい風景がなくなり、少し寂しい気もしますが
刻々と変化をする上海の街はまるで生き物のようで
「これからどうなるのか」とワクワクさせられます