上海の土産物の世界。最終回は、「その他の土産物やさん」です。
アジア旅行のびっくりするような値段のカラクリは、3つぐらいの土産物やさんへ行かないと成り立たない。
Kは旅行後のアンケートをすべて読ませて頂いていますが、この日程について、
①土産物屋に行き過ぎ。もっと自由時間を!
②内容が充実していて楽しめた!
①、②のどちらも貴重なご意見なのですが、みなさんは、①と②の意見のどちらが多いと思いますか?
①:②=8:2 ?
①:②=7:3 ?
Kが日本でお客様に接していた頃に、私がこの質問を投げかかられたとしたら、
「そんなもん、9:1だよ!」って答えたでしょう。
しかしですね
アンケートによると、「まあ、こんなもんだろう」という中間意見が多数を占めるものの、①と②の出現比率はKの印象としては、
6対4
これは意外でしたね。
Kがこの「上海の土産物の世界」というシリーズものをはじめたのも、私にとって意外なこの結果を、さらに5:5、いや、ここまできたら、最低でも4.9:5.1を目指したいと思ったからなんです。
弊社の商品の価格にはある程度満足頂いているでしょう。
でも、貴重な時間を、「土産物屋をさんざん回らされた」と思って日本に帰ってほしくない。
参加者のほとんどの方が、まあまあ、もしくは満足。と答えてくれたなら、そういう方々の為に、価格と内容をさらに充実したものにできるよう努力する。
一方の自由度を高めたいという方々には、少々料金が上がっても、何かテーマがあったり、完全フリーだが、いろいろなオプションを選択できるというような商品を提案する。
まじめに書きすぎると、Kの文章はどうも青臭くて暑苦しい。。。
たまにはいいか。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は、使用する準備はあるものの、滅多に使うことの無い「淡水真珠」のお店を簡単にご紹介。
淡水真珠というと無錫が有名だそうで、このお店は、毎日無錫から取りたての真珠を仕入れているそう。
写真は、サンプルの為、貝ごと持ってきて水槽に用意されている、通称三角貝。
鼻の穴に入れたらちょうど取れなくなるような大きさに育つまで約3年かかるんだそうで、
そいうった真珠を色のいいものは宝石として加工し、そうでないものは、真珠の粉として化粧品や、
価格も意外と手ごろで、単純なKは、ネックレスやブレスレットをうっかり買ってしまいそう。
そういったジャンルへの目利きのセンスが限りなくゼロに近いので、うっかり買ったところで、
「へぇ、淡水の真珠?すてきね。ありがとう。。。」
と、顔を引きつらせて表面的に感謝される自分の姿が哀れで、無難にハンドクリームだけ買って帰りました。
その他、「総合民芸店」と呼ばれるお店で買ってきた品物は、事務所の女性スタッフにはすこぶる評判が悪く、
「おやじくさいっ」
とバッサリ
しかし、
こういった負の反応を楽しめることも、
お土産物界の達人として正しい生きかた
なのです。
まあ、これは結構活躍してくれている、ガラスきゅうす。
お茶は、いくらあっても邪魔にはならない。
みなさんは、上海でどんなお土産物を買いますか?
今回のシリーズが、何かの足しになれば、とってもうれしいです。
最後にもう一度、大原則を思い出して。
「気に入ったものがあれば買う。無ければ買わなくて良い」
(K)