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2009.11.26
西湖。
杭州人の誇り、全中国人の憧れの湖。
「高校生とか大学生時代は、必ずここでデートするんでしょうね?」
一度、杭州で働いている女性に尋ねたことがありました。
「そんなに頑張っていくところではありません」
西湖の美しさは、杭州人にとってとても身近な存在だということが言いたかったのでしょう。
Kの質問はどんだけ暑苦しく思われたのでしょうか。。
1周15キロ。ガツガツ歩けば2時間ぐらいでゴールです。
日中友好西湖ウォークは、毎年、春と秋に1階ずつ行われました。
秋のメイン主催はJALなので来年の秋はどうなるかわかりませんが、
恐らく200人近いボランティアが、コース上のあちこちで、
「こんにちは~。あちらです。頑張ってください」
と声をかけてくれます。
女子の前では頑張るという中学生並みの精神をもつKは、
西湖スタバの誘惑にも目もくれず、Kは歩き続けます。
美しい、湖畔の道路。
そして、西湖といえば、
白堤・蘇堤の二つの堤防。
「白」は白居易。
「蘇」は蘇東波。
それぞれが、この土地の知事であったそうです。
白居易は詩人として、蘇東波は詩人というよりも、
おいしいおいしい「東波肉」(トンポウロウ)の発案者として殊に有名です。
そんな伝説には目もくれず、のんびり屋をどんどん追い越していきます。
蘇 堤
そして、約2時間後、Kは一番得意なモノマネである
「競歩お尻プリプリゴール」
を決めたのでした。
見てはいけないものを見た
という、ボランティア学生の笑顔がまぶしい
(K)