ビエンチャンとルアンパバーンの間を走る、VIPバスについてご紹介します!
ビエンチャンには大きいバスターミナルが3つありますが、ルアンパバーンに行くバスは、市内からおよそ10kmほど離れた『北方面バスターミナル』から出発します。
チケットカウンター
夜は人が少ないですが、昼間はラオス北部の各地へ行くラオス人で結構にぎわっています。
小さいながらも、売店や食堂もありますので、出発前に食事や買い物もできます。
ところで、ビエンチャンとルアンパバーンの間には、普通バス・VIPバス・VIPスリーピングバスと3つの種類のバスが走っています。
普通バスを買うと、窓が開けっ放し、ほこり入りっぱなし、今にも壊れるんじゃないかというとんでもないボロバスが来たりするので、これはちょっと避けた方が良いかもしれません。
VIPバスは、名前だけ聞くと大層なバスを想像しますが、実際は日本にもよくある4列シートのふつーの観光バス。座席の感覚も特に広くなく、名前の割りに結構ふつーです。座席のバスで行くなら、VIPにするのが賢明かも。
そして、最終20時発のVIPスリーピングバス。
スリーピングバスとは、その名の通り寝て行くバスなのですが、日本では聞いたことないかもしれませんね。
どんなバスかというと、こんな感じ
ちなみにバスのチケットの上に書かれた4ケタの数字(9999)は
ナンバープレートの数字を意味しています。
この番号のプレートのバスに乗りなさいよ~ということみたいです(アナウンスもないので、誰も教えてくれません)
では、実際に乗ってみましょう!
座席は2段になっていて、完全な水平ではなく、160度ぐらい?倒れるスタイル
荷物棚はなく、置く場所に少し困るので、大きい荷物は下の貨物室に預けた方が良いかも(貴重品は必ずお持ちくださいね。)
足も伸ばせて、快適快適♪
航空機のビジネスクラスのような感じです。
水・お菓子・おしぼりもサービスです。
完全な水平ではないので、すこーし寝づらい時もありますが、毛布もちゃんと支給されて、結構快適に過ごせます。
車内にはトイレも完備していますし、途中の休憩所でもトイレや買い物ができます。
以前このブログでもご案内した通り、チケットには食事クーポンもついておりますので、途中で目覚めたら、食事や飲み物などにお使いください。
(詳しくはこちらを→VIPバスは夕食付き?!)
実はこのバスの他にもう一つ、完全に水平になるフルフラットのバスも走っているのですが、そちらは、セミダブル程の大きさのベッドを2人でシェアするスタイル。
1人で乗られた場合は、もちろん見ず知らずの方と仲良く同じベッドで一緒に寝ることになります。(しかもスタッフの配慮不足で、たまに男女混合になることもあるらしい)
私としては完全に横になれるのでこちらの方がうれしいのですが、気になる方も多いみたいですね。。
知らない人と一緒に寝るなんて無理!!という方は、購入時にご確認くださいね。
ルアンパバーンに到着後は、トゥクトゥクで市内まで
一緒に乗ってきた方達とシェアをするスタイルで、およそ一人15000~20000キープでいけます。(約200円前後)
普通のVIPバスに、+20,000キープ(約260円)の追加で乗れるスリーピングバス。
慣れれば結構快適♪
今度の旅行に取り入れてみては、いかがですか。
ルアンパバーン支店佐藤