サバイディ
ラオスといえば、国民的人気のビール「ビアラオ」が有名ですが、
他にも魅力的なお酒がたくさんあります
先日、ビエンチャン市内から少しだけ郊外にある村で、
壷で作るお酒、「ラオハイ」を飲んできました
ラオスの伝統的な地酒、という感じでしょうか
これです 見た目そのまま壷です
壷に刺さっているのは、竹製のストロー
米を発酵させて作ったお酒になるのですが、発酵期間は最低で二週間くらい?
この日いただいたものは、一ヶ月くらい発酵させたものだそうです
発酵中は密閉されており、それを開けると見た目は乾燥した籾殻だらけ、
ザクッザクッと、竹ストローを刺し、飲みやすいようビニールのチューブをつなげます。
そこへ水を注いで少し時間をおいたら準備完了です
そしてこのように壷から直接、ちゅうううっと吸います
左のおじさんの手に水の入ったコップが写っていますが、この壷の水かさを保つように、
飲んでは注ぎ飲んでは注ぎを繰り返しながら、回し飲みしていきます
最初はかなり濃いですが、これを繰り返すうちにどんどん薄くなり、
アルコール分が無くなってきたら、次の壷へ…という感じで進みます。
味はどぶろくのようで、甘くてフルーティーな感じですが、
果たして度数がどれほどのものなのか
発酵具合によっても変わるのでしょうが、最初の濃い部分に加え、
ストロー効果なのか、ガツンと酔いが来るような気がします
これを延々と飲み続けるとか…す、すごいです
地方の村などでは今も飲まれていると思いますが、
ビエンチャン辺りでは、今も作っているところは少ないそうです
もしこの壷を見かけたら、貴重なチャンス
ラオス人に混ざってぜひチャレンジしてみてください
ビエンチャン支店 大嶋