ラオス 日々の出来事!!
2014.12.07
サバイディ
ラオスといえば、国民的人気のビール「ビアラオ」が有名ですが、
他にも魅力的なお酒がたくさんあります
先日、ビエンチャン市内から少しだけ郊外にある村で、
壷で作るお酒、「ラオハイ」を飲んできました
ラオスの伝統的な地酒、という感じでしょうか
これです 見た目そのまま壷です
壷に刺さっているのは、竹製のストロー
米を発酵させて作ったお酒になるのですが、発酵期間は最低で二週間くらい?
この日いただいたものは、一ヶ月くらい発酵させたものだそうです
発酵中は密閉されており、それを開けると見た目は乾燥した籾殻だらけ、
ザクッザクッと、竹ストローを刺し、飲みやすいようビニールのチューブをつなげます。
そこへ水を注いで少し時間をおいたら準備完了です
そしてこのように壷から直接、ちゅうううっと吸います
左のおじさんの手に水の入ったコップが写っていますが、この壷の水かさを保つように、
飲んでは注ぎ飲んでは注ぎを繰り返しながら、回し飲みしていきます
最初はかなり濃いですが、これを繰り返すうちにどんどん薄くなり、
アルコール分が無くなってきたら、次の壷へ…という感じで進みます。
味はどぶろくのようで、甘くてフルーティーな感じですが、
果たして度数がどれほどのものなのか
発酵具合によっても変わるのでしょうが、最初の濃い部分に加え、
ストロー効果なのか、ガツンと酔いが来るような気がします
これを延々と飲み続けるとか…す、すごいです
地方の村などでは今も飲まれていると思いますが、
ビエンチャン辺りでは、今も作っているところは少ないそうです
もしこの壷を見かけたら、貴重なチャンス
ラオス人に混ざってぜひチャレンジしてみてください
ビエンチャン支店 大嶋