北京に限らず中国全土で人気の羊肉串。街角を歩いていると、
ふとあの匂いに誘われ、一本、また一本と食べてしまう人も
いらっしゃるのでは?しかし一言で「羊肉串」と言っても、実は
いろんな部位が食べられていますよね。今月は羊肉串を極め
てみましょう。
代表的な羊肉串メニュー:
肉串:決まった部位はなく柔らかい部分というイメージ。
多くはヒレ肉、肩骨の両側の肉など。
肉筋:羊は筋の多い肉で、だから美味しくないのため、
羊宝:睾丸。栄養があり、元気が出るといいます。
羊腿:元はモンゴル族の接待料理。後足の肉が多い。
柔らかくジューシー。
大腰子=腰子:腎臓。焼くと黄色く焦げ、噛むと油が
じゅわっと出ます。睾丸を指す事もあり。
紅腰と言われることも。
焼き全羊:羊や黒山羊などの丸焼き。
羊肉は栄養価が高く保温性があるため、冬に好んで
食べます。消化が良く、胃の粘膜を守り、老化防止にも
効果があるので美容健康に良さそうです。但し歯痛、
口内炎の時は避けた方がいいでしょう。また肝臓病、
高血圧、急性腸炎、感染症疾病を患っている方や発熱
している時も避けた方が良いそうです。もしご家庭で
羊肉串を召し上がる場合は、玉ねぎのみじん切り、
五香粉、小茴香?、醤油、砂糖、胡椒を混ぜたものに肉を
一晩寝かせると美味しく出来るそうです。
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