最新ニュース 2011.04.21



60年ほど前の北京の町では2階建ての建物はほとんどありませんでした。。一般庶民の住まいは一軒建てで四合院(周りに四方形の塀に囲まれる庭付きの家)と呼ばれた家でした。毛沢東時代は産児制限がなっかたのが原因のひとつで、町の人口が急激に増長してきたことに伴って、住む所が足りなくなり、一世帯が住む四合院に幾つかの世帯が入り,一緒に生活するようになり、家が狭いので、家のすぐ隣或いは家をちょっと離れたところに台所とかを増築したり、ぎっしりと詰め込まれた感じ。そういった家のことを現代北京語で「大雑院」と言います。


その「大雑院を繋がるのは胡同というものです。


1990年代に入り、都市再開発が盛んになったと共に、元来あった「大雑院」を壊されて、数多くの人々が立ち退かされました。。以前はトラブルが発生したことがあるので、今現在の段階では、政府の決まりで、家の持ち主又はその家に住む権利を持っている人々の合意がないと、誰でもその家を勝手に壊してはいけません。若い人たちは立ち退き料+マンションを政府からもらえるのを高く期待しているようだ。熟年者は逆です。住めば都ということで、住み慣れたところを離れたくないようです。にもかかわらず、胡同が消えていく一方です。

そんな昔ながらの胡同を

北京に来られる貴方は足を運んで、ぶらぶらしてみませんか。


お勧めの胡同は北京市西城区阜城門内宮門口エリアで、30分から1時間ぐらいまで、胡同回りしたり、宮門口自由市場を見学したりした後、すぐ近くの妙応寺(白塔寺とも呼ばれる)の白塔も一見の価値があるかと思っております。御腹がすくなら、近くの華天護国寺小吃店にて軽食をどうぞ。
H.I.S.北京支店のブログ


妙応寺の営業時間:08301730

入場料:20(毎週水曜日無料)

見学所要時間:30

交通案内:地下鉄2号線阜城門駅から徒歩5分。




2011421   寇米泉 北京にて  







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