ちょっとした話
2007.06.24
HADA ADAI
皆さんこんにちは
此処グアムには実に数多くの神話、おとぎ話があります。
今回はその中でも有名なエピソードをひとつご紹介します
昔々グアムにはシレナという娘がいました。
彼女は泳ぐのが大好きで、いつもお母さんの言うことを聞かずに
海で遊んでばかりいました。
そんなある日、急な用事でお母さんからお使いを頼まれたシレナ
ですが、その日もお使いの用事なんぞ、なんのそのでまっすぐに
海に遊びにいってしまいました。
緊急の用事を頼んだはずの娘が海で遊んでいるのを見たシレナ
の母は大変怒り、そんなに海が好きなら、いっそのこと
魚にでもなってしまえ!と大きな声で言いました。
するとどうしたことでしょうか!何とシレナの体の足の部分が
まるで魚の尾ひれのようになってしまいました
お母さんの言いつけを守らないで、遊んでばかりの悪い子は、
シレナみたいになってしまいますよ!
・・・・・と言うのが此処グアムに伝わるシレナの伝説です
この話は親の言うことは聞きましょうというのが根幹にあるのですが
さぁこの後シレナはどうなってしまったのでしょうか?
今もグアムアガニア地区には、この伝説のシレナの像があります。
場所はスペイン広場側にあるサン・アントニオ橋のたもとです。
※小さいので見落とさないようにご注意下さい!
この像は、もしかしてシレナを実際に見た事がある人が、その姿を
像にしたのではないでしょうか?
すると此処グアムの海には本当にシレナがいたのでは?
もしもグアムの海で、大きな魚を見たら、それはもしかしたらこの
シレナかも知れませんね
ESTA OTROBAI ! (またね!)