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2006.10.20
さて、今日は1年に1回の記念日でもあります。その名は“DIWARI(ディワリ)”といい、フィジー約半数も住んでいるインド人のお正月にあたります。
フィジーにはフィジー人とインド人がおおよそ半数ずつ住んでいます。主に経済面で多く活躍しているのがインド人です。
「DIWALIとは!?」
仏教発祥の地インドは、基本的には西暦、現実には春分の頃に始まるシャカ暦を使っていますが、国民の8割がヒンズー教のため、お正月などの祝祭日は、「ビクラマディティヤ」という太陰太陽暦の「ヒンズー暦」に従います。(フィジーのヒンズー教は全体の3割です。)
特に季節の境目、春の「ホーリー」と秋の「ディワリ」が大きなお祭りですが、インドのお正月は!?といえば、やはりこの「光の祭典=ディワリ」を指します。ディワリは10月から11月の、満月から2週間後の「新月」の日に行われます。ディワリは祝日になり街、家には綺麗な飾りつけがされて、賑やかになります。ディワリは元々ヒンズー教の神ヴィシュヌの化身である英雄ラーマが長年の追放から無事に帰還したことを祝ったのが始まりで、女神ラクシュミー(富と幸運の神でヴィシュヌの妻、日本では吉祥天)を迎えるお祭りです。サンスクリット語で「ランプの列」を意味するお祭りですから、家々は「ディヤ」という小さな素焼きの皿のランプのやロウソクの灯、またイルミネーションで飾られ、建物は美しくライトアップされ町中が光で華やかになります。これは暗闇を作らないようにするという意味になります。その他、盛り上げるために花火・爆竹などもいたるところで行われ、またインドのお菓子をもらったりと、活気溢れるムードになります。
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というわけで、フィジーにはフィジー文化の他にインド文化も体験することができます。
なかなか体験できない貴重な体験なので、もし興味があればインド文化も触れてみると面白いかも