2009.03.02
アキーラですフィジーに赴任になりはや
7か月が過ぎ去ろうとしてます
7か月はあっという間だった感じがします。
最近は歳をとれば取るほど
時の流れの早さを感じております。
ここ7か月 フィジーに
いて フィジーというのは実に
不思議な魔力をもった国だと実感しています
原住民のフィジー人は今 現在55パーセント程
それに対して インド系(イギリス植民地時代にフィジーに渡ってきた
人々)は約40パーセント(最近は海外移住者多いので割合は減少気味)
他にヨーロッパ系、中国系、南太平洋系 そしてそれらの混血の人々
といろいろいます
原住民 フィジー人は 本当に
のんびりしています。ゴリラみたいな顔をしているのですが
中国のパンダのような性格をしている人が
多いです。(人にもよりけりですが)
最近、小さい時に よく聞いた
アリとキリギリスの童話を思い出します
インド系の人は真面目によくお金を稼ぐために働くので インド系をアリと例えると
原住民フィジー人は 歌を歌ったり 踊ったり、食べたり、寝たりする事が好きなのですが
まさに アリとキリギリスであれば キリギリスであると思います
キリギリスは夏から秋にかけて 冬の準備をせずに遊び呆けていました
それに対して アリは働き続け冬の準備をしていました
そのため アリに食料を恵んでもらうように頼むが断られる
(日本で改変された話では 皮肉を言われながらも アリ達から食料を分けてもらったそうですが)
しかし ここフィジーはどうでしょう??
冬が来なく 年中常夏の気候であります
キリギリスでも生きていけるのです。
というよりも 常夏の気候だから キリギリスみたいな人々でも
生活出来るのです。真剣に考えずに
フィジー人の全てにあてはまるわけではないですが
1.楽天的に物事を考える人の割合が多いです(暑さで思考能力が鈍っている??)
原住民 フィジー人で自殺する人はほぼ皆無に等しいと言われてます。
2.スケジュール帳をを持っている人がほとんどいない
持っている人を最近 見かけたが なぜか2006年(笑)
たまにフィジー人と食事をすると 約束の時間には90パーセント来ないで
1時間、1時間30分遅れは当たり前
遅れてきても平気な顔をして得意のフィジアンスマイルを見せながら
謝ってくる
3.言ったことをすぐに忘れる忘れっぽい性格
4.昼寝が好き、踊りが好き、歌うのが好き
5.コンピュータを使い 仕事をしているスタッフは暇だと
得意のパソコン付帯のトランプゲームなどをやり始める
6.集中力がない
特に計算や深く物事を考えることが苦手
7.手を上げれば手を上げてきて ブラと挨拶すれば挨拶される ウインクをすればウインクをされ
顔を縦にふれば顔を縦にふる まさに鏡のような存在であります
我々 日本人は
四季のある国で昔から育っているために 感性は豊かだと思いますが
いろんな国で 国民性の違いはあります
資本主義社会が浸透した
ここフィジーでも 貧富の差が拡大
正直、お金 お金という人が昔に比べ増大しているのも事実。
昔に比べ純粋なフィジー人が減ってはいるものの
まだまだ お金とお金の関係ではないような
関係も築き易いと信じております
純粋なフィジー人が多く 汚されることなく
残ることを願っております。
お金は確かに 生きていくのには重要かもしれません
無いよりはあったほうがいいです。
この世の中 義理や人情よりも 自己の権利を
主張し 銭化け人間が正直多いのも事実
日本にも 義理と人情を重んじる人は多いと思いますが
フィジー人にも似通った所があると実感しております
彼らも義理と人情を重んじている民族だと思っております。
そんなフィジーの素朴さを見る事が出来る
ツアーが4月以降 私達 フィジー支店で扱います。
ナバラビレッジツアー
以前に視察させていただきましたが
このツアーは 昔ながらの純粋なフィジーの村を垣間見ることが
出来ることでしょう