ココナッツミルクを絞り出すには完全に熟れた茶色いココナッツを利用。

しっかりと固定された先の鋭い棒に外皮を突き刺し中の種子を取り出します。

外皮の下に繊維状の皮があり、その中に硬くて丸い殻の種子があるのです。

全ての皮を取り除きます。(かなりの力仕事)この繊維部分を編んでロープ

状となった物をマギマギと呼び、様々な伝統工芸品に利用されたりします。

綺麗に丸い種子部分が取り出されました。

皮を剥がした棒で、今度は種子の硬い殻を叩き割ります。

さすがプロ!?綺麗に真っ二つに割れました。中にあるココナッツジュースは

この様に熟したココナッツより外皮が緑色の若いもの方が良い様です。

この割った殻はカバを飲む際の器に使われたりしていますね。

そしていよいよ殻の中の白く硬くなったココナッツの果肉部分を取り出します。

先端がギザギザになった金属製の削り器に腰掛け、体重と腕力を使って

細かく削り出していきます。

種子の殻の中の真っ白なココナッツの果肉。

ココナッツの削り粉を先ほどの外皮の下にあった繊維質で器用に包み込み、

お兄さんの握力を使って絞ると。。

白くトロトロのココナッツミルクの一番絞りを味わえます!!

料理には一番絞りの後の削り粉に水を加えて再度絞ったものを利用したり

する様ですが、水を加えない一番絞りはやっぱり贅沢ですね!

フィジー語でココナッツミルクはロロ(Lolo)。

トロトロという言葉に似ている(?)のは偶然ですよね。笑

田丸

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