こんにちは、Kです。
ネタは新鮮なうちに、ということで早くも更新いたします。
今回は、アパートへ引越しでの出来事です。
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「ダンッ」 そして辺りは真っ暗になりました。
そう、ブレーカーが落ちたのです。
その日、日本出発後初のお休みを、下痢と吐き気と寒気トリオと共に迎えた私は、ホテルのベッドから動くこともできず、夕方になってようやくホテルから新居へ荷物を運び込んだのでした。
「電気と暖房とお湯のチェックをしなくては~ううっ」
家中の電灯と暖房を2基、そこにガス湯沸し機のスイッチをおして、「チッチッチッチッチッ」
「ダンッ」
という訳です。まだ夕方とは言え、連日の雨雨雨雨、暗ーい室内にしばらく目を慣れさせたあと、ブレーカーがありそうな扉を見つけ、いくつかあるレバーをでたらめに上げたり下ろしたりしてみました。。が、効果は見られず、依然暗いまま、ますます暗くなってきています。
「やばいよやばいよ、どうしてこんなことに、ううっ、このまま放置してガス漏れなんかおこったりしたら。。。」
普段は薄ぼんやりしている私も、さすがに慌ててきました。
「んっ、これはなんだ」
体の衰弱と、暗さでよく見えないのと、暗闇迫る状態から通常の精神状態でない私は、このボタンを迷うことなくぽちっとやってしまったのでした。
「んっ、まちがえたかなぁ」
とパチンコ北斗の拳を知っている人にはお馴染みのフレーズが頭をよぎり、そのボタンは押し込まれたまま元に戻らなくなりました。すぐにビル管理とつながっているインターフォンが鳴ります、
「りりりりりりーん、りりりりりりーん」
「うわぁぁぁぁぁー、どうしよう、なんていえばいいの?・・・・・、(ガチャ)ニイハオ、」
「○△※□△××※ッ!※□△××※○△※□△××※○△ッ?」
「あ、I Have made a み、misstake、i am sorry・・・・」
「△※□!※□△××※○△※□△××※○△ッ?(ガチャッ)」
しーーん・・・・・・・
しかし、先ほどの電話でこのままでは済まされない雰囲気だけは感じ取った私は、次に起こる事に心の準備を整えていたのでした。
「ぜーったい来る、絶対、不振な侵入者がアホな事に非常ボタンを押し、駆けつけた警察官が逮捕。と上海のスポーツ新聞の片隅に載る。やばいよやばいよ、さてどう表現するか」
程なく「ガシャーン」という音がしてエレベーターが到着し、警備員が登場、怪しくないぞということと、ブレーカーが落ちて大変困っているということを、体調を忘れて全身で表現したところ、何とか伝わったようだ、警備員のくせに懐中電灯を持っていないおじさんは、タバコのライターでブレーカーを照らし、私とおんなじ様なことをして、解決せず、仲間を呼びました。
その後、2、3分間、仲間が到着するまでの間「そんなことで、このボタンを押すな」的なことを何度も言われ、私はただただ体全体で平謝りをしました。
そして若いおにーちゃんが登場し、室外の共有スペースにある配電盤のようなところを開けて処理し、電気が回復したのでした。
「何を点けていたんだ?」
「へい、これと、これと、コレをつけていやした」
「そりゃ落ちるわ」 「気ぃつけろよっ、じゃな!」
「えぇっ、お金とかゆわないの?」
「そんなもんいらんよ(笑顔)気をつけろよな」
ばたん。。 静寂と明かりを取り戻した私は、しばらく立ち尽くし、そしてトイレへ消えたのでした。(漏らしてません)
そんな上海へのご旅行は(こういうご旅行はないです)、現在行われているいいホテルキャンペーンで!http://e.his-j.com/trip/ciao/voyage/02A_10/TC-OSA0370-F931
是非、よろしくお願いいたします。
ああ、そういえば、このブログを書いているとき、事務所が設立以来初と思われる突然の停電になりました。ボス談「あなた、何か不思議なチカラ持ってるよ」 ・・・・とても残念なチカラです。
K@上海