こんにちは、Kです。
昨日、コンビニで買い物をしてレジに並んだところ、前のおじさんが電気代やらガス代の支払いをしていました。
「ホラホラ、そこで弁当の補充しているお兄さん、レジのカウンターをもう一つ増やしたほうが良いのではないですか」と心の中でつぶやくも、当然そのような動きは期待できず、我慢して待ち、ようやく私の順番が近づいてきたとき、一人の女性が私に話しかけたのでした。
「ほら、私、アイスを買おうとしているの。とけたら悲しいから、先に払わせてくれない?」
(シチュエーションと表情による、意訳)
「えっ?今並んできたばかりじゃん。アイスなんてそんなに早く溶けないぞ」
中国語が話せない私は、当然その複雑な心情を言葉にすることが出来ず、ただ呆然としているスキに、彼女はまんまとレジの優先順番を獲得したのでした。
ああ、Kよ。お前はいつまでこの社会で自分の感情を噛み殺し、譲り続けていくのか?
まずは、中国語を勉強しなくては。と心に誓ったのでした。
さて、本題です。最近、ご近所の森さんに人気を取られていた東方明珠塔は、このたび、満を持して新スポットを公開しました。
Boss:「Kさん、日本の関係者にはKさんが、決死のレポートをすると伝えてしまっているので早めに行ってきてください。」
「何をおっしゃいますやら、決死だなんて大袈裟な。高いところは苦手ではないので、普通に行って来ますよ。普通に」
翌日、早速行ってまいりました。
レポートです。
入場、新スポットに行くには、263メートル行きのチケット(100元)でOK。
私は初めてだったので、350メートルも体験しようと、150元のチケットを購入しました。
展望台の様子。
ふんふん、この雰囲気、東京タワーとおんなじだな。へぇ、こっちが広州で、こっちが南京、霞んでてよく見えないや、霞んでなくても遠すぎて見えないか。
お決まりのタワーの置物が販売されてたり、喫茶店があったり、東京タワーと違うところは、記念メダルを作る機械を置いていないところぐらいでしょうか。
新スポットは、263メートルのエレベーターを降りた階の一層下にあります。
ワイワイ、ギャーギャーと歓声が聞こえてきます。風の吹き込むデッキに出るとみんな恐れて、なかなか透明の床の上には乗りません。
「ふんっ高所恐怖症な奴らめ。オレが楽しみ方を教えてやるっ」
カメラの画像越しに下を見ていた間は感じなかったが、1周分撮影したところで、カメラから目を離し、じかに下を見ながら歩き始めたとき、一歩先には床が無くてそのまま落ちて行ってしまいそうな錯覚に襲われます。
「怖いのか?おいっ?」 と自分に問いかけたその時、
「バンっバンっバンっ」
怖いもの知らずの現地若者が、透明床の上でジャンプをし出したんです。
「おいっ、馬鹿かお前はっ、やめろやめろ」
私は、表情も変えず、心の中で厳しくその男を非難しました。
そして同時に足がすくみ、手すりにしがみついてしまったのでした。。。
「私としたことが....」
その時、トコトコトコトコっっと怖気づいた私の横をオレンジ色の物体が横切ります。
ああ、あいつは、スキー場でプルークボーゲンしながら猛スピードで滑っていくタイプだな。
楽しいですよ。東方明珠塔。
是非、訪れてみてください。(K)