日本はそろそろ梅雨ですね。
梅雨の前の真夏のような天気、でもどこかカラッとしていて、緑がその濃さ増し、空がきれいな5月。
上海も同じです。
本格的な夏がそこまで来ているのを、雨が降る度に湿気を増す空気から感じ取って、私はちょっとビビッています。
それで今回は夏直前、今回「くぐりごろ」を迎えたプラタナスのトンネルを体験する為、2階建てバス
「観光巴士1路」
http://opr.84000.com.cn:8484/busopr/gcbase/components/stat/linedisplay.jsp?lineID=307
に乗車してきました
このバス路線、上海体育館から、徐家ワイ、衝山路、淮海路を通り、豫園と黄浦江の間辺りで折り返し、出発地に戻るというルートを取ります。
実は、あまり人気がありません
私が思う人気薄なワケ。
理由① : 排気ガスと各所で行われている工事による粉塵。
理由② : 渋滞。
理由③ : 夏や冬はとてもとても外なんてムリ。
理由④ : 乗り場がわかりづらい。
理由⑤ : いつ来るかわからない。本数少ない。
それでも今回乗ろうと思ったのは、衝山路の街路樹(プラタナス)のトンネルは、今がくぐりごろだからなんです。
上に書いたマイナス要因を出来るだけ避ける為、私は漕渓路(地下鉄3号線)のバスセンターを使って夕方から乗ることにしました。
近くには、赴任者の強い味方、「IKEA」があり、上海体育館にも徒歩で行けます。
IKEA, I love you!
上海体育館。7月にアムロが来るらしい。
乗り場をすばやく見つけられずにバスを1本乗り過ごしてしまった私は、次のバスまで40分も空いてしまいました。
上海体育館を背にしてこのバスセンターを見た時、一番左端のスペースに2階建てバスが来ます。「観光巴士1路」の「観」の字が日本人になじみが薄いので注意。
プラタナスの枝が目の前に迫っていて(たまに本気でぶつかってきます)、「スリル」と「なごみ」が同居する、衝山路。
遠くに見える鉛筆型の建物はJWマリオット。たそがれます。
魔都、上海の新しい噴火口、浦東地区の摩天楼を遠くに望みます。
(香港からのカップル大はしゃぎです)
夕闇の中、センチメンタル病になったKは、そのままバスを降りずに妄想にふけるのでした。
妄想状態での撮影
1周するとこの時間帯で約2時間半。費用は3元!
お友達とワイワイ乗車することをお勧めします。(K)