サバイディpaper

ラオスは世界的に知られる織物の産地。
ビエンチャンの街中では、美しい模様が入った
手織りの布があちらこちらで売られていますnotes


あの布はどうやって作られているんだろう
そこで、ビエンチャン郊外にある織物工房『ホアイホン職業訓練センター』ラオスの伝統織物について勉強してきましたsign03


『ホアイホン職業訓練センター』はラオスの女性への職業訓練を目的に設立され、現在約30名のスタッフが働いています。
さっそく中を見学させてもらいました。

H.I.S.ラオス支店の日記

糸を染めています。ここではすべて天然の素材を使って糸を染めているそうです!
H.I.S.ラオス支店の日記




H.I.S.ラオス支店の日記
織ったときに組織になる様、織物のいのちとも言える『綾(あや)』をとりながら、布の縦糸を準備しています。
この写真の方は、23mの糸を720本作るそうですsign01



H.I.S.ラオス支店の日記
長さを揃えた縦糸を織機にかけ、織った時に組織になるよう糸をつないでいます。
こちらは、全部で約3200本!気が遠くなる数字ですね


私も縦糸の準備ができたので、さっそく織り始めます!
今回は小さいお花の模様の作り方を教わりました。

H.I.S.ラオス支店の日記

↑初心者の私は、まず、マス目を使った絵柄の下書きをします。
そして、織機にかけられた縦糸を、下書きを見ながら、竹の棒で1本1本とっていく『つまみ』という作業を行います。。

ひとつでもずれたり間違ってしまうと、きれいな絵柄になりません。
集中力が必要ですeye

H.I.S.ラオス支店の日記

H.I.S.ラオス支店の日記
↑縦糸を1段分つまみ終わったら、2回目以降に織った時に、同じ縦糸が上下するよう細い棒を入れて固定させます。
この棒1本が柄1段分になります。
↓次に色が入る部分のみに横糸を入れていきます。



H.I.S.ラオス支店の日記

今回はお花の色を変えるので、ひとつひとつ手作業です。
絵柄の裏面を見ながらの作業なので、とても難しい。。。sweat02

1段目が終わったら、次は2段目・3段目と進めていきます。
細かい作業ですが、少しずつ柄になっていくのが嬉しいですねup

7段でひとつの絵柄が完成しましたnotes
H.I.S.ラオス支店の日記



今回はシンプルな絵柄で織り方をご紹介しましたが、
工房ではもっと複雑な柄の布を織っている様子を見学することができますeye
H.I.S.ラオス支店の日記

H.I.S.ラオス支店の日記


こちらの方の織機には沢山の棒がついていますね~。棒は全部で51本!
51段分織って、やっとひとつの柄が完成するのですsign03

工房に併設されたギャラリーでは、ホアイホン職業訓練センターで作られた布や小物が販売されています。
いろんな柄があり、どれもステキheart04
複雑な柄の布は織り終わるまでに1ヶ月もかかるそうですsign03

H.I.S.ラオス支店の日記

みなさんも、織っている姿を想像しながら、
お気に入りの1枚を見つけてみてはいかがでしょうか?

---------------------------------------------

『ホアイホン職業訓練センター』のホームページ(英語サイト)はこちらから↓↓
http://www.houeyhongcentre.com/index.php


天然素材を使った染色や織物の体験をすることができますnotes

日本人スタッフも常駐していますので、

お問い合わせは日本語でも可能ですsign01


同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS ラオス支店

    2024.05
    loading...