サバイディ
お正月のパレードは2日間に渡って行われ、
初日はワット・タートノイからワット・シェントーンへ行進、
2日目はその逆のルートを辿ります
今年は15・16日に行われました
初めて見る方にとっては相当なインパクトが残るでしょう
左から「プーニュー」と「ニャーニュー」です。
日本語訳にすると、ニューおじさんとニューおばさん。
よく見るとおじさんの方は髭が生えていますね
ルアンパバーンに根付く神話上の祖霊、
ラオス版アダムとイヴと言われています。
その後ろに付いてくるのは、二人の子孫とされている獅子です。
なんだか日本の獅子舞にも似ていませんか
色とりどりの旗を持った部隊を先頭に進んでいきます
こちらもインパクト大
『ラーマーヤナ』の物語に出てくる巨人の役だそう
続いてやってくるのは僧侶の集団。
このパレードの列に対しても水かけは行われているので、
実は僧侶の袈裟はびしょ濡れ状態なんです
沿道には見物客や水かけしようと待ち構えている人がたくさん
水かけには相手への祝福の意味合いがありますが、
街中で行われる戦いのような水かけ合戦とは違い、
パレードの列に敬意を払っていて(特に僧侶)優しめな印象でした
小さなお坊さんを先頭に歩いていく僧侶の列。
オレンジ色の袈裟が鮮やかな光景です。
水を浴びながら、果敢に太鼓を叩く僧侶の方たち。
それぞれお揃いの色のTシャツを着て行進
ラオスの伝統衣装、シンで正装している女性たち
その後、いろいろな民族の行進が続きます。
「モン族」は特に有名ですね。
色鮮やかな刺繍が特徴的、ナイトマーケットでもよく見かけます。
こんな風に車に装飾を施した山車もありましたよ
あの黒い動物は…水牛でしょうか
織機をしている女性もそれでも水はかけられていきます…笑
またまた『ラーマーヤナ』の物語の登場人物から
猿の仮面、よくよく見ると怖いです
かわいらしい少女たち
こちらも素敵におめかしをしている女の子たち、
将来のミス・ピーマイ候補
そしてパレードの目玉が登場、
今年のミス・ピーマイを乗せた山車が来ました
なんだか周りの警備体制もすごいです
ミス・ピーマイを一目見ようと、すごい人だかりでした
ラオス語では「ナーン・サンカン(Nang Sankhan)」と呼ばれ、
パレードの前々日には、審査の様子がテレビで生中継されます
ミス・ピーマイは美しいだけでなく、知識も問われるそうですよ
ちなみに乗っているのは、その年の干支になっている動物です
その周りには準ミスの方たちも乗っているのですが、これまた美しい
しかし外見の美しさだけでは選ばれないところが難しいですね
ピーマイラオの賑やかな様子を感じて頂けましたか
あのプーニュー&ニャーニューに会えるのはこの時期だけですよ
一緒に記念撮影を頼むと快く応じてくれました笑
次回は王宮博物館で行われた、
お正月ならではの托鉢風景をご紹介します