FEEJEE EXPERIENCE
2009.01.23
フィジーと言えば青い海、白い砂浜、常夏などをイメージする方も多いですが、これは日本人特有の南太平洋のイメージあり、実際はもっと文化的な側面や歴史的背景を見ると非常に奥深いことが良く解ります。特にニューカレドニアとタヒチに比べ、フィジーは早くにイギリスから独立し、フィジー人とインド人が共存し独自の道を歩み始めた,南太平洋の中では最も発達した“最も南太平洋らしい国”として世界では認識されています。
メラネシアンやポリネシアンに代表される人々が主役の国ではトンガ・サモア・ソロモン諸島・ツバルなど殆どの国々がこういった顔を持っており、ニューカレドニアやタヒチなどのフランス文化をもった国の方が南太平洋では珍しいのです。
南太平洋として観光地化された数少ない場所がニューカレドニアやタヒチ、フィジーであり、特に日本人はイメージ先行で“憧れの土地”として植えつけられてしまっているため、実際に南太平洋の国々の真の姿をみると、人は大きくショックを受けたり、価値観を変えられてしまうのです。
これは日本にある多大な情報社会の中でしっかりと現状を理解し伝えきれていないことが大きな原因と言えるでしょう。
その中でもフィジーは欧米諸国の文化と観光客と南太平洋の人々が最も上手く共存している国と言えます。
もちろん様々な政治・経済的な問題は存在しますが、これは南太平洋独自の国家として独立しているから起こりえる問題であり、他の2つの国のように先進国の管轄領にある限りこれは大きな問題にはなりません。
いきなり深い話題から入りましたが、フィジーもやはり海のイメージだけで取り上げられがちですが、そこにはもっともっと深い歴史と文化が存在します。そしてそれを実際に肌で体験し、感じることができるのは訪れた人だけなのです。
さてさて、熱く語ってしまいましたが、何が言いたいのかというと、この"FEEJEE EXPERIENCE"はそんな “フィジー = 海” のイメージを簡単に壊し、その国の人々が実際にどのように生活し生き抜いてきたかを知ることができる 本当のフィジーの姿をみることができるツアーだからです。
ランチの後は、のんびりとフィジーの大自然をゴムの浮き輪に揺られて約30分間 川を下ります。
もちろん川には危険な動物などはいません。
近くの村から降りてきた子供達は川で魚や海老を取っています。
こうした自給自足の生活を目の辺りにすることができます。
のんびりと眠りながら川下りする人もいれば、はしゃいでいる人もいます。
それぞれのヒーリングの時間の始まりです。
To be continued........