ブラ!! アキーラです
最近は スクーターでいろいろと
お出掛けしますが 空気が乾燥していて気持ちよいです
朝晩も寝やすく 寝汗もかく事がなくて
すごく快適です
今回のテーマは フィジー公用語
この国は
原住民のフィジー人が今 現在55パーセント程
それに対して インド系(イギリス植民地時代にフィジーに渡ってきた
人々)は約40パーセント弱(最近は海外移住者多いので割合は減少気味)
他にヨーロッパ系、中国系、南太平洋系 そしてそれらの混血の人々
といろいろいます
主要民族は
原住民フィジー人と インド系の人々です。
しかしなぜ南の島 フィジーに インド系の人々が??
と思う人が多いかもしれません
ここフィジーは1874にイギリスの植民地
になり1970年までの96年間 イギリスの植民地でしたが
この間に 同じイギリスの植民地のインドから多くの人々がわたってきております。
今では2世から5世の世代でございます。
しかしなぜ インド系の人が??と思うでしょう
それには一つのエピソードがあります
イギリスはフィジーに多くのサトウキビプランテーションを作りましたが
そこで最初のうちは 原住民に働いてもらっていたのですが
原住民フィジー人は常夏の気候で育っている為に まともに働かず
昼寝、食事したり、カバや椰子のみジュースを飲んだり、地べたに座り込んでお喋りをはじめたり
歌を歌い始めたりのまるでキリギリス状態!!
そこでイギリスの人はフィジー人では生産性が悪いので 同じく植民地のインドから人をつのり
連れてきました。 インド系の人のほうが 勤勉で従順というのを見込んで
その予想通り インド系の人はよく働き サトウキビの輸出国に発展しました
そして インド系の人は それから商売を始めるものも出始め 街中で商店を持ち始めました
そんな事を気にすることなく フィジー人はのんびりとした生活をしていました。
まるでアリとキリギリスです
そして経済成長により ある程度 豊かな国になりました(南太平洋最大の経済大国 1人当たりGDP3000ドル~5000ドル=年により上下あり=経済が不安定です。 日本は一人当たり38000ドルほどなので日本とは格差はありますが)
そして経済の実権を握っているのは インド系でございます。
最近はやっとノンビリ屋の原住民フィジー人も危機を感じ始めているようです。
最近ではでかでかと FIJIAN OWN SHOP(フィジー人所有経営)なる看板を掲げてものも存在が確認されております
言語に関してですが
原住民に関してはフィジー語、インド系に関しては ヒンディー語を話します。
その他の民族の方々も それぞれの言語を話しており
これら 異なる民族が 会話する時に 英語が使われ 英語が公用語となっております。
普段は家族、同じ民族同士では自分達の言葉を使っております。
学校では 通常 英語で授業がおこなわれるみたいです
よくフィジーに行かれる方は タヒチやニューカレなどと悩まれるかもしれません。
タヒチ、ニューカレはフランス語圏なので 英語があまり通じないらしいです
しかしここフィジーは英語が基本的には通じます。普通の歩いている人 ほとんどは簡単な
英会話は出来ます。その点はフィジーの利点だと思います
しかし英語力は正直 あまり高くないと思っております。
アキーラさんはここにきて10か月が経ちますが
来る時に 飛行機でフライトアテンダントに話す時に あまり英語が通じずに
ここに来てからも 難しい言葉を使っても彼らは理解できないので簡単な言葉を使うようにして
おります
確かに 語彙に関しては 普段良く使うので 語彙力は少しはあるかもしれません。
しかし 発音がおかしかったり、アクセントの置く場所が違っていたりします。
一番の弱点は 文法ですひどい英語力の人も多いのは事実です
日本人は中学や高校で英語を習いますが 文法を主に習います。
文法に関しては日本人のほうが強いかもしれません。
フィジー人の英語は文法がめちゃくちゃな事が多いです。
よくフィジー人の気になる間違った英語の一例
★Can I make a booking by 3people? = よく By ~poeple などと基本的にはいいません。
for ~ people というのが正しいでしょう。
★What is the spell?= Spellは綴るという動詞が主な意味 名詞はspelling なので
この場合は What is the spelling? が正しいでしょう。
★Set?(大丈夫?完了!)みたいなフィジーの人々は感じで使いますが
普通 物事が終わった後に確認する時は Is it all right?でしょう。
オーストラリアやイギリス、アメリカなどでは会話の最後に確認の意味で
SETなんかいっている人はいなかったと思います。
フィジー英語になっているのかもしれません。 しかもSET!!といっても大丈夫でないと時でも
よくSETというので 面白いです(笑) 最近は自分も真似して SET!!といってます(笑)
副詞のTOやIN、WITHが抜けていたり She doesn't が なぜか She don't になっていたり 一人称~3人称が
正しくありません。日本人が義務教育で習ってきた基礎がなっていません。=もう忘れた、あまり勉強しなかったという日本人の方も多いと思いますが。
自動詞、他動詞の区別が出来ていない事が多いと
海外留学、外国語学科出たりして英語堪能の方は フィジーの英語力が高くないと
感じるはずです
正直、難しい言葉を知らなかったり 高度な英会話を出来る人はこの国はすごく少ないですが
(長期海外留学していた日本人英語堪能者を集めたほうが英語力がこの国の人よりも高いと感じてます。)
そして 海外留学している人もいないために
自分達の英語が正しいと信じきっています。=フィジー式英語 たまにツアーに参加して オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、イギリスの人々と会話するのですが 彼らのほうが話しが通じやすいと思っております
アキーラは日本の大学を休学してオーストラリアに学校に留学2年間していたので(学校に通っていました)
日本のHISでも英語は使っていましたし、ここに来る前から ある程度は自信がありましたが(この国での英語力が高くないので自己の英語力は伸びてないというよりも逆に落ちているかもと思っています。)、最初は何を言っているのか聞き取りが出来なかったですが だいぶフィジー英語にも慣れてきました。耳慣れは早いものです=フィジー訛りの発音、もしくは間違った英語を身につけてしまわないようにはしていますが
フィジー人でも英語母国語国に留学経験者は綺麗な 英語を使っています
そうでない人で自分の間違った英語が正しく上級者だと主張する勘違いしているフィジー人も多いですが
たまにあなたの英語の発音はおかしいと言われる事がありますが
逆にそちらのほうが発音がおかしいと言い返しています
英語母国語国にいけば彼らも井の中の蛙とわかるはずです
ただこの国の不思議な所は
簡単な英語で分かり合えてしまいますし 何よりも良いのが あまり英語力が高くない人であっても
意思疎通が出来たり、むこうが理解出来ているという点です
例えば 英語の母国語国で 母国語者と仕事をする場合、ビジネスレベルの英語が必要もしくはビジネス英語で流暢な英語、正しい発音の英語を話さないと Sorry? Pardon? と聞き返されてしまいますが
ここでは ビジネスにおいて ビジネス英語のレベルに達していなくて、英語初心者でも 仕事が
出来てしまうという国でございます。 英語能力にあまり自信のない人でも(英語初級者)
ここでの仕事は出来ます
しかし英語母国語国と比べては駄目です。
英語母国語国以外の国で 考えると 公用語が英語なので
香港やシンガポール、インド、フィリピンなどの準公用語国でもみな流暢な英語を話せるわけではございません。
少し外れにいくとほとんど話せない人も多くいるものです。
しかしレベルはどうあれ 母国語レベル、ビジネスレベルは無理だとしても、ほとんどの人が初級~中級英会話以上は話せるので その意味では国としての英語レベルが高いのかもしれません。
しかしこの国は言葉なくとも
フィジアンスマイルとジェスチャーで通じ合うことが出来る国であります
すごく不思議な国です。フィジアンマジック!!
最近、自分はフィジー語の勉強をしています。
フィジー語を話すと フィジー人から人気者になります
少しずつフィジー語を話せるようになっています。 ついでにヒンディー語も!!
それぞれの言葉を話せるだけで 対応も変わってきます
今度は フィジー語講座をいたしますので
楽しみにしていてください!!