BULA !
FIJIは土・日・月と三連休でした。インドのお祭りディワリのお祝いでした。
ディワリは新年を祝うようなもので、別名光の祭典と言われています。
簡潔に説明すると、ラーマと言うビシュヌ神の化身が魔王に勝ち、アヨディアに凱旋したときに
町の人たちが光を灯してお祝いしたことが始まりだと言われています。
(インドは広いので地域によって言い伝えは違うようです)
ということで、
フィジーは人口の約4割がインド系(うち6割強はヒンドゥ教徒)なので
お祝いをしました。
ご近所のお家も、3日前くらいから日が暮れると
玄関などには
カラーライスなどで作ったマンダラ?のようなものが置かれていて、
色合いとかがとてもかわいらしいです。
この時期、11月に入ると町のあちこちで
こんな感じのポスターが見られます。
光の祭典、光=電気=電化製品がこの時期セールをします。
ヒンドゥ教の女性たちは、お祝い菓子やベジタリアンカレーを作るので
必然的にキッチン製品が必要になるので色々なものが売られていました。
本来ディワリでは家族全員、新しい服(下着も含め)を着て迎える習慣があるそうです。
最近は全てしっかりやるお家も少なくなったそうですが、
この時期衣料品も売れます。
今年はコロナで売り上げはイマイチなんて言われていましたが、結構買っているように
見えました。
そして、もう一つ
花火
今年は海外からのコンテナが遅れた為、品数が少なかったそうです。
今年の打ち上げ花火は、音がとても大きく(花火自体はそれほどクオリティが良いワケではなく・・・)
これはちょっと心臓に悪いなあ・・と打ち上げるたびに耳を塞いでしまいました
日本の花火の質の良さをこの時にしみじみ感じます。
とは言え、子供たちは花火にわくわく
ディワリの前から、近所、職場などで招待の声をかけてもらえます。
お家に訪問すると、
花火やデコレーションを眺め、お菓子を頂きゆっくりおしゃべりをする素敵な時間
今年はコロナの影響で11時以降は外出禁止、花火も禁止なので
例年よりは静かめなディワリでしたが、フィジーは幸いなことに現在
100名以下なら集まる事ができるので、こうやって人との交流ができるのは
幸せな事だなと感じます。
ヒンドゥ教徒の人たちにとってディワリは1年の節目ですが、ヒンドゥ教徒ではない
私達でもこのディワリが来ると、何となく一年を振り返り「去年のディワリは~だった」などと
思いだします。
そのくらいインパクトがあるお祭り
来年は世界各地、コロナなど気にせずに平和にお祝いできると良いなと思います