BULA!
11月4日はインドのお祭りの一つ、
ディワリでした。
フィジーも人口の4割程がインド系で、ヒンドゥ教徒も多くいます。
もちろんこの日は盛大にお祝いをします。
ディワリは別名「光の祭典」と言われます。
由来をざっくりとお伝えしますと、
ヴィシュヌ神の生まれ変わりとされているラーマ王子が
魔物にさらわれた姫を助ける為に旅に出て、魔王を倒し
無事に帰還を果たし、帰還したところ人々が
明かりを灯しお祝いしたことから由来するそうです。
ヴィシュヌ神
ちなみにインド系の人の名前に
ヴィネッシュ、ヴィシュヌなどの神様ネームの人は結構います☆
また、別の由来として、
美と豊穣と幸運の女神とされているラクシュミー(この方はヴィシュヌ神の
奥様)の誕生日がディワリの第一日目なのでお祝いをするとも言われています。
ラクシュミーは清潔な場所を好み、そこに幸運をもたらすと言われており、
ディワリの前は家のカーテン、クッション、ベッドカバーなどあらゆるものを洗い、
部屋~庭~玄関と全て掃除をして福を待つのだそうです。
玄関などの入り口には色米などでデコレーションしたものを飾ります。
家の周りを電飾デコレーションしたり、
素焼きカップにろうそくを灯します。
11月4日は祝日となるので、
前日の3日はフィジー系の人も一緒にサリーやサルワールカミ―スなどを着て
出勤。
持っていない人はインド系の女性が貸してくれたりします(着付け込み)
皆さんおめかししてとっても楽しそうなんですよね~。
子どもたちにとっても、この日がとても楽しみなんです。
そんな我が子が喜ぶ姿を見たいからお父さん、お母さんも張り切って飾りつけをします
ディワリの時は基本的に、下着から靴下に至るまで全て新品を着る事が
良いとされています。
またこの時期に電化製品を買うと縁起が良いのだとか・・。
コロナで経済的に例年より厳しい去年、今年ではありますが、
一年に一回の縁起物と言う事で頑張って貯金をしていたお家もあるそうです。
お祭りっていくつになってもワクワクしますよね
ディワリは太陰暦で決まるので、毎年変動します。
来年は10月24日だそうです
この時期に来られた方はフィジーのまた違った面を
見る事ができますよ