2022.01.18

BULA !

15日日本時間13時頃、トンガの首都ヌクアロファの北約65キロメートルに位置する海底火山フンガトンガ・フンガハアパイで大規模な噴火が発生し、それに伴う地震・津波により、日本でも津波の被害が各地で起こりました。

皆さまがお住まいの地域が被害が無かったことを願っております。



フィジーの首都のスバから、フンガトンガ島までは700km弱、
トンガとの国境に一番近い オノ・イ・ラウ島からトンガフンガ島までは約400kmと
フィジーの近隣国の一つがトンガ王国です。


古来より交流が盛んで、フィジーにはトンガがルーツのフィジー人も沢山住んでいます。


15日、フィジーは夕方4時過ぎにドーンと言う音を聞き、地震かな?雷が落ちたのかな?と皆が思いました。
まもなくしてラジオのニュースでトンガの噴火を知りました。

噴火後もゴボゴボっと言った遠雷のような音が遠くから聞こえていました。

フィジーの南東にはLAU諸島があり、一番トンガに近い島です。


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ラウ諸島の島々は、キャプテンクック社がフィジー周遊クルーズで巡る事が出来る美しい島です。
(写真は2枚ともCaptaincook 社)

ラウ諸島も今回の海底火山噴火による津波に遭いました。


こちらの島の人たちは本島に働きに出ている人も多く、島の安否を心配していました。
住民の行動は早く、丘の上に避難をしました。
現在も地域によってはそのまま高台にテントなどを張り、様子を見ているそうです。


津波の影響で、家屋や畑なとに被害がでているので、片付けなどが大変な事が予想されます。
同様の被害は本島から南に位置する、カンダブ(KADAVU)島の一部でもあったようです。



フィジーのその他の地域は、首都のスバ周辺で数十センチの津波が観測されました。

国際空港がある、ナンディ地区(シェラトンリゾートなどがあるデナラウ地区も含め)では、
現在の所は被害報告はありません。


翌日16日は、デナラウ港からマナ島などがあるママヌザ・ヤサワ諸島に向かう定期船が通常運行していました。

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16日の深夜には津波警報も解除されました。

20211022_153422 16日午前中の海

津波の影響はないように感じたのですが、8日のサイクロンの影響が残っており、
流木が至る所に流れ着いていました。

皆さまが心配しておられるトンガの現在の状況なのですが、

トンガ国内で建物の浸水被害や、国際電話・インターネットの通信障害などが発生しており、
詳細は入ってきておりません。

オーストラリア、ニュージーランドを始め、フィジー国内でも赤十字を中心に支援活動が開始されてきています。

自分にも出来る支援があったらと思っています。




今回の事で被害に遭われた方々は一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 

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