BULA!
4月15日~18日は、イースターホリデーでした。
国民の約半数がクリスチャンのフィジーでは、イースターはクリスマスに並ぶ大切な行事です。
日本もイースターに合わせてアミューズメントパークなどではイベントなどを行っていますが、
フィジーのイースターは、『がち』と言いますか、
イエス・キリストが、十字架に架かり、三日後に復活したことを祝い、祈る行事です。
イースターの一週間前は受難週と言い、クリスチャンの方々は色々な準備をしています。
その中で、イースターの丁度一週間前の日曜日は、
パームサンデーと呼ばれ、
イエス・キリストがエルサレムに入城した時に、沿道の人々がシュロの葉を道に敷いて
祝福したことから、シュロ、椰子の葉がある国はそれを、椰子類がないが国々では、
ネコヤナギ、オリーブ、月桂樹などを用いているそうです。
フィジーは沢山椰子の木があるので、もちろん椰子の葉っぱでデコレーション🌴
椅子や祭壇にも飾られており、特別感を感じます
パームサンデーは子供たちが主役の日でもあります。
いつもは牧師さん達がお説教、聖書の朗読、讃美歌のリード等、式の進行をするのですが、
この日は子供たちが進めていきます。
この日は男女とも、白い服を着用している子が多く、
祭壇に立って司会をする子、聖書を朗読する子は、
このようにブレザーを着用します。
皆が皆ブレザーを持っているわけではないので、祭壇に上る子は、
家族の服を借りて着ていたり、舞台裏はちょっと慌ただしいけれど、
微笑ましい光景が見られます
それぞれ聖書の句を分担して暗唱する場面もあるのですが、
緊張し過ぎて固まってしまう子もいるのですが、自分の子供云々に関係なく、
笑顔でゆっくり見守る姿が良いな~と感じます。
この日はいつもより、大人びて見えて、
家族のみんなも我が子の姿を写真に収めていました。
イースターは春分の後の第一の満月後の日曜日となり、
毎年日にちが変動します。
日本では春を感じる行事ですが、
フィジーでは、雨期から乾期、ようやく少し涼しくなる季節だな~と
やはり季節の節目を感じます。
神の子羊を言われたイエス様は、皆を罪を贖う為に自分を生贄になったわけですが、
イエス様は、弟子たちにパンは自分の身体であり、ワインは血だと言い最後の晩餐を囲みました。
このクロス・バンが並ぶのを見ると「一年って早いな~」とも感じます。
ここ1~2年はコロナの影響で教会自体がしまっていたり、
密になる行事を自粛していました。
フィジーはもちろんコロナ患者がゼロではありませんが、
3月28日よりマスク着用義務の緩和になり、このような行事が行えました。
後日、イースターでの食事を紹介していきたいと思います。
お楽しみに