2022.04.09

BULA!! 


今日はフィジーののお話です。

20220314_182811フィジーの栗はこんな感じです。


フィジー語で ivi またはna ivi (イヴィ)

タヒチアン チェストナッツ またはポリネシアン チェストナッツとも呼ばれ、
名前の通り、ポリネシアやメラネシアの地域で採れます。


一年に一度実をつける、大木になる木です。



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緑色の実が成り、一見アボカドに見えます。

それが、茶色くなって来ます。


実が熟す頃にはフルーツコウモリが飛んでくるそうです。


地面に実が落ちてきたら食べごろ!

日本の栗のようなとげとげもありません。
(そもそも栗と言っても種類が違うようです・・・)


何とも手のかからない実なのです。

が・・・!!

表面はとても硬い殻に覆われており、こじ開けないといけないのです。

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これが結構大変で、ナイフで開けていくのですが、慣れていないと
殻が滑って大けがをしてしまいますweep





20220314_182811_2殻を剥いたら、実の周りの薄皮を剥きます。
その後、竹串で中まで刺さる柔らかさになるまで茹でます。

塩茹でにするとおいしいです。

シーズンになると、


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袋詰めしたイヴィが売られています。
一袋4~5個入って、F$2(約90~100円)


殻を剥く手間を考えると、とても安い・・・dollar

茹でてあるものは、長距離バスのお供に

バスのお隣さんからイヴィを頂くことがあります。

茹でていないものを買った場合は、早めに調理をしないと痛んでしまいますので
注意が必要です。


食感は栗と言うだけに、栗に近いと思います。
甘味と和栗のようなほくほく感は少ないですが、塩ゆでのものは
結構食べだしたら止まりません。

栄養価も高いそうです。(高血圧などの方には食べすぎは厳禁とのこと・・)



モンブランならぬ、こちらのイヴィを摺り下ろして、パウンドケーキにしたり、
お餅のような食感のフィジー菓子をお母さんたちは作る時もあります。



ツーリストの方だと中々召し上がる機会はないかもしれないですが、
シーズンになると市場に沢山並ぶのでご覧頂けると思います。

シーズンは大方2~3月のようです🌰🌰

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