ロウアーマンハッタンの名所のひとつ、サウス・ストリート・シーポートは19世紀にアメリカの玄関港として栄えた場所で、1822年にFulton Fish Marketという巨大魚市場が出来てからずっと活気に溢れたエリアでした。2005年秋にフルトン魚市場は180年の歴史にピリオドを打ち、ニューヨーク北部のブロンクス地区に移転してしまいました。私も、2年ほど前まではサウス・ストリート・シーポートのすぐ近くに住んでいたので、魚市場の生臭い(笑)においや、まだ暗いうちから、魚市場のお兄さんたちが新鮮なお魚を箱に詰めてる光景なんかも、もうそこでは見れないと思うとチョット寂しい気もします
でも、人気観光スポットの一つであるサウス・ストリート・シーポートは観光客や、ピア17のショッピングモールで買い物をするニューヨーカー達で日々賑わいをみせています。ちょっとアンティークな町並みに、レストランやブランドショップ
が立ち並ぶこのエリアは、ショッピングやダイニング(←春夏は、オープンカフェ
)が人気です。でも、見逃してはいけないのは、やっぱりブルックリン橋と、ペキン号をはじめとするサウス・ストリート・シーポート・ミュージアムの港内に停泊している帆船です。
1911年にドイツで生まれたペキン号は、世界で最も大きな帆船の一つで、南米との流通に使われていました。今は、デッキの中に展示してあるペキン号が活躍していた頃の写真が見れるので、「古き良きアメリカ」な雰囲気を感じてみてもいいかも。1883年に完成した、ブルックリンとマンハッタンを繋ぐブルックリン橋は、サウス・ストリート・シーポートのショッピングモールにあるデッキから見るのが絶景です。
また、夜になるとブルックリン橋がライトアップされ、昼とは一味違ったロマンチックな雰囲気が漂うので、散歩をしているカップルもたくさん見かけます
ショッピングだけなく、ニューヨークの歴史を感じられるサウス・ストリート・シーポートへ、立ち寄ってみてはいかがですか?
もちろん、サウス・ストリート・シーポートは、H.I.S.の市内観光ツアーでも行けちゃいます詳しくは、こちら へどうぞ: