米国人や欧州人に比べ、日本人は基本的に細くて華奢。「日本人って、みんな小食なんでしょ?」とよくアメリカ人の友達にも言われます。
確かに、日本人旅行者がアメリカでレストランに行くと、まず驚くのは出される食べ物の量だそうです。でも、そんな「日本人=小食」の概念をくつがえしたのが、アメリカ独立記念日(7月4日)に、なんと1916年から毎年コニーアイランドで開催される「Nathan’s Famous HotDog Eating Contest(ネーサンズ・フェイマス・ホットドッグ・イーティング・コンテスト)」のチャンピオン、小林たけるさんです。
長野県の勇者、小林たけるさんは、このコンテストで5年連続優勝しただけではなく、
2004年にはなんと12分で53.5本のホットドッグをたいらげ世界記録を出した凄~い人なんです。
12分で53.5本…ってことは、う~ん、1分で4.5本…
か、噛むヒマもない!
しかも、日本でよくあるワンコそばの早食いと違い、ホットドッグは弾力性のあるソーセージに、飲み込みにくく、おまけにお腹で膨らむパンの2段攻撃!
小林たけるさん、ほんとにタダ者ではありません。小柄なお体のどこに50本以上のホットドッグが収まるのかは、謎ですね…。( ̄□ ̄;)!!
このコンテストの優勝者には、伝統ある「Mustard Yellow International Belt(マスタード・イエロー・インターナショナル・ベルト)が賞されます。たとえるなら、プロレスのチャンピオンベルト。小林さんのおかげで、ここ数年ベルトは日本が独占中
、がしか~し!今年のコンテストでは勝利の女神は一体誰に微笑むのかぁ~!?
なんて、なぜにスポ根な解説?(笑)この大食いコンテストは、アメリカのスポーツケーブルチャンネル「ESPN」でも中継される、れっきとした「スポーツ」だからです。うーむ、奥が深い。∑(-x-;)
ちなみに、Nathan's Famousのホットドッグはダウンタウンのサウスストリート・シーポートでも味わえます。H.I.S.の市内観光ツアーでも立ち寄るので、ぜひ食べてみてくださいね!
小林たけるさんを応援しに行きたい!という方は、下記の詳細をご覧ください!
名前:Nathan’s Famous Hot Dog Eating Contest
場所:コニーアイランドのSurfとStillwellアベニューの角
地下鉄:D, F, N, Q @ Coney Island-Stillwell Avenue駅
入場料:無料
ウェブ:http://www.nathansfamous.com/nathans/contest/