
1941年4月から30年に渡り、第2次世界大戦やベトナム戦争で活躍していた
航空母艦イントレピッド
。大2次世界大戦でのカミカゼ特攻隊による5回を入れて、13回の爆破
、さらに1発の魚雷を受けても沈まず
、「幽霊船」の呼び名もついたそう。さらに、1960年代には有人宇宙飛行計画で大気圏突入カプセルの回収船としても使用されました。1970年に退役後、1982年2月より
ピア86
に移り、アメリカのために戦った勇敢な人達
への敬意を称して、Intrepid Sea-Air-Space Museum(イントレピッド博物館)として生まれ変わりました。
と、ここでニュースイントレピッド博物館は、訪れる人達により見やすく楽しめる展示にするため、今年10月1日から2008年秋まで大改装のため一時休館してしまうんです!あと3週間ほどでしばらくイントレピッドとはお別れ
なので、チャンスがある人は、是非訪れてみてください!9月30日(土)の夜は、前夜祭が行われ、ピア86で花火も上げられるそうです。
ちなみに、7月15日~9月30日は館内のインフォメーションデスク隣にあるKIOSKで「
LUCKY VISITOR CONTEST
」の登録ができ、毎日1名にイントレピッドの景品に加え、10月1日のイントレピッドを送り出すセレモニーの入場券、そして2008年にリニューアルオープンするイントレピッド博物館のファミリーメンバーシップがプレゼントされます。しかも、その中からさらに1名に懸賞金が当たるチャンスもあるので、見逃せません!(*゜▽゜ノノ゛☆(詳しい内容はこちら から。)
私も、今回初めてイントレピッド博物館に行ったのですが、館内に入る前から野外にど~んっと展示してあるジェット機やヘリコプターや潜水艦、そしてなんと言ってもイントレピッドの堂々とした巨体にびっくり!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ甲板には、軍用機がずらーっと並んでいて、一機一機の奥の深い歴史も学べてカナリ見る価値ありです。館内には、数々の軍用機の模型やパーツに加え、実際にコックピットの 席に乗り込んでパイロット気分
になれるA-6 Cockpit Simulatorや、なんと日本海軍特攻隊「カミカゼ」の展示コーナーもあり。(カミカゼのコーナーは、日本人としてなんだかグッとくるものがありました…軍服や写真に加え、戦死覚悟で書いた置手紙などもあり、頭上にかかっている何枚もの日の丸は、イントレピッドの航空機によって日本の航空機が何機撃墜
されたか示しています。)
イントレピッド博物館の目玉
「USS Growler(グロウラー)」(野外)
世界で唯一、展示公開されている米海軍が使用していたミサイル潜水艦(1958年)。博物館が行っているツアーに参加すれば、艦内に入ることもできます。
「Concorde/Alpha-Delta(コンコード)」(野外)
最高速度マッハ2.04、飛行中は大気中の摩擦で機体の熱は約127℃まで上がり、8インチも膨張するという、史上最速のジェット機。1976年から2003年11月まで活躍した後、イントレピッド博物館に収められました。
「Flight Deck Aircraft Collection(甲板の航空機コレクション)」
20世紀後半から、第2次世界大戦、さらには最新のスーパーソニックジェット機まで、とにかくヘリコプターコレクションもあります。
「A-6 Cockpit Simulator(A-6コックピット・シミュレーター)」(館内:Navy Hall)
ベトナム戦争などで大活躍したA-6 Intruder機。実際にコックピットに座り、ハンドルを使って着地操作をしてみよう!入場料のみで、体験可。
INFORMATION
イントレピッド博物館
Intrepid Sea-Air-Space Museum
Pier 86, 46th Street & 12th Avenueの
(1-212) 245-0072
(営業時間や料金の情報は、こちら から。)
※上記は、2006年9月8日現在の情報で、主催者側の都合により変更される場合もあるので、予めご了承ください。