2007年8月5日(日)に開催される
第2回ニューヨークハーフマラソン。
このマラソンの醍醐味はなんと言ってもセントラルパークからタイムズスクエアに向かい、そしてゴール地点のバッテリパークまで、マンハッタン島の縦断レースということだ。普段は車で大渋滞のタイムズスクエアもこの日はランナーのために車両通行止め。その中を爽快に走るのはあなたにとって貴重な体験になるはずです。
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(marathon@his-usa.com ) までどうぞ。
今日は昨年の第1回大会ニューヨークハーフマラソンに
参加したHIS NYC支店スタッフ、ミナコビッチ選手の
レポートをお伝えします。
レポート BY ミナコビッチ選手
2006年8月27日(日曜日)朝7時。第1回NYCハーフ・マラソンが開催された。
なにしろ、1万人を越えるランナーがセントラルパーク東側90丁目付近のスタート地点に集まるので、尋常ではない混雑ぶりだ。スタート1時間前に現地に着いたのだが、すでにトイレには長蛇の列。とても並ぶ気にはなれず、まずは、スタート位置を確保して、準備運動を始めた。
今回のコースは、前半が起伏の多いセントラルパーク内のループコース。7マイル半を過ぎてからの後半が、マンハッタンの路上コースとなり、ゴールまで平坦な道路が続く。そこで、今回目論んだのが、「後半加速型のレース」。前半のセントラルパーク内では、できるだけ力を蓄え、後半、路上に出たら一気にスパートするという作戦である。
号砲が鳴ると、ゆっくりとスタート。混雑にもあせることなく、流れにまかせて1マイル地点を通過。手元の時計では8分50秒。ここから、徐々にペースを上げてゆく。
ここから5マイル地点までは、1マイルあたり8分20~30秒のペース。8割程度の力加減で、快適なジョグを楽しむ。曇り空で、直射日光が当たらないのも幸いだ。
6マイル地点を、50分50秒で通過。セントラルパーク内のループは、1周6マイルなので、ちょうどスタート地点に戻ってきたことになる。ここから、さらに1マイル半ほど南に下ると、いよいよ史上初めて、マンハッタンの路上に突入するのだ。
そして、ついに7番街に出る。大歓声が湧き上がる。このあたりが「ナイキの応援ゾーン」となっているのだ。バンドも演奏している。やがて、53丁目のシェラトン・ニューヨークホテルを通過。7番街の光景は、普段から見慣れているはずなのだが、レース中に見ると、とても新鮮に映る。ここからタイムズスクエアまでは、すっかり舞い上がってしまい、8マイル地点の標識を見逃してしまった。
タイムズスクエアを過ぎると、42丁目を西に折れて、ハドソン川の方向へ進む。
このあたりから、小雨が降り始めてきた。昼過ぎからは雨になると聞いていたが、予報より少し早い。と思う間もなく、突如雨足が激しくなり、たちまちのうちに、ずぶ濡れとなった。気がつくと、水たまりに足を突っ込んでいて、靴の中が水浸しとなる。スピードもゆるんできた。いい調子で飛ばしていたはずなのだが、思いがけず、ここでまた、ゆっくりジョグのペースとなってしまう。
9マイル地点。ここは12番街との突き当たりで、近くにサークルライン(マンハッタンを一周するクルーズ)の乗り場がある。ここで、左に折れ、ハドソン川沿いのハイウェイを一路南に下っていく。ここからは、再びスピードに乗ってきた。この道は走りやすい。雨も小降りになったところで、一気にアクセルをかけていく。
10マイル地点に到達した時点で、1時間22分50秒。1マイルあたり8分ちょうどをキープすれば、自己ベストの希望も出てきた。疲れが溜まってきたが、ここからが勝負どころ、と思い、ペースの落ちたランナーを次々と抜いていく。
そして、残り3マイル余り、なんとか粘りぬいてゴール。手元の時計では1時間47分40秒。前回のハーフ・マラソンの記録を35秒ほど縮める自己ベストとなった。
ゴール地点のバッテリーパーク
BY ミナコビッチ選手
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