NYCヒルトンラウンジ勤務になって、早1ヶ月が過ぎました。
日本から来られるお客様は、いったいどんなツアーにご興味があるのか
気になっていましたが、ブルーノートツアーや、その他ジャズバーなどに
関するお問い合わせも多く、音楽好きな私からして非常に嬉しいばかり
そこで今回は、ブルーノートと、ブルーノートのロケーションでもある
グリニッチヴィレッジ内にあるヴィレッジヴァンガードというライブハウスの
ご紹介をしたいと思います。
まず、ブルーノートに行くにはオレンジラインの地下鉄BDFVか、
ブルーラインのACEにのり、W4St駅で降ります。
ブルーノートは駅を出て徒歩1分という好立地にあるため、
どなたでもすぐに発見できるはず。
「おぉ、これがブルーノート!」昨年初めてここを訪れた時、
やはり私も感動したものです。
グランドピアノを模った少々狭めの入り口ですが、
存在感は非常に大であります!
日本でも有名なアーティストがよく登場するブルーノート。
最近では、David Sanborn(sax)、Cassanda Wilson(vo)といった
アーティストが登場した際、非常に盛り上がっておりました
個人的には、日本では東京ブルーノートにしか行ったことないのですが、
その東京と比べると、こちらのブルーノートは、良い意味で
こじんまりとしていて、アットホームな感じ。
スタッフも明るくてフレンドリーなので、ついつい通ってしまいたくなります。
店内は何となく青いものが多いです フードも充実。基本的にはアメリカン
そして今回は、新人女性ヴォーカリストのCD発売記念ライブに
行ってきました。
4ビートジャズではなく、16ビートをメインとした言わばスムースジャズ。
心地良さのある歌と演奏で、終始まったりとさせて頂きました。
ソウルフルな歌声が素敵でした! ベースソロは心地よい緊張感が漂い
ほぼオリジナル曲で構成されたライブでしたが、終盤にさしかかり、
名曲「bring it on home to me」が歌われた時には、
ハウス内にいたお客さんが一緒になって歌う場面もあり、
その様子は感動ものでした。
12月のブルーノートには、またまた日本でも有名な
Chris Botti(tp)やChick Corea(p)が登場します。
その他のスケジュールはこちら↓
http://www.bluenote.net/newyork/schedule/index.shtml
この時期NYCにお越しの方は、
生NYブルーノートをお楽しみ頂きたいものです
そして、グリニッチビレッジにあるジャズライブハウスで、
もう一つ紹介したいのが、70年以上の歴史を誇る老舗店、
ヴィレッジヴァンガードであります。
かのSonny rollin's(sax)やBill Evans(p)のライブ録音でも有名な
名門ライブハウスなのです。
このヴィレッジヴァンガードは、7th AveとW11 St交差点の近くにあり、
地下鉄で行く場合はレッドラインの1,2,3いずれかに乗り、
14 St駅で降ります。そして、7th Aveを真っ直ぐ下って頂くと、
W11 Stを超えたころの右側に赤い看板とドアが見えてきます。
それがヴィレッジヴァンガードです。
さすが70年以上経っているだけあって、店中はとても趣があり、
懐かしさを感じさせるような温かい雰囲気。
ブルーノートで見かけるような、日本での活動も盛んなアーティストの出演は
あまり見かけないような気がしますが、ドアオープンの前には長蛇の列が
できることも多く、ジャズをよく知る人にはかなり支持されている店なんです
また、ここのこだわりは、フードがなくドリンクのみであること
(演奏開始は21:00頃なので、先にお食事することお勧めします。)
その分「音楽」や「ライブ」に100%の目と耳を傾けて欲しい
ということなのでしょう。通ってくるお客さんも「通」の匂いがします。
演奏する側でなく、演奏を聴く側も終始真剣なまなざし。
ライブが進むにつれて演奏に火がつき、それに比例して、
お客さんの反応も盛り上がります。
最後は本当に拍手喝采で、「ブラボー」なんて声をかけている人もいました。
「ニューヨーカーって、ジャズ好きなんだな~」
と改めて実感させられる時です。
ヴィレッジヴァンガードの今後もスケジュールも要チェック!
http://www.villagevanguard.com/frames.htm
ジャズの歴史に触れたい方は、必訪です。
NYには、今回取り上げたこの2店以外にも、
本当にたくさんのジャズライブハウスがあります。
更にジャズだけでなく、個人的には一番好きな音楽ジャンルである
R&Bが楽しめる場所も多く、NYに居る限り、
一つでも多くの店を訪れてみようと思う今日この頃でした
H&H
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