少し前の話になるが、3月30日(日曜日)に、セントラル・パークでスコットランド・ランという10kmレースが行なわれた。
ニューヨークシティは人種のるつぼと言われている通り、世界中のさまざまな国々からの移民によって出来上がっている街なので、1年中、いろいろな民族が独自のカラーを出して、お祭りをやっている。
もちろんスコットランドからの移民も多く、毎年春に約1週間の期間、スコットランドの伝統文化を紹介するイベントを行なっており、その期間はTARTAN WEEKと呼ばれる。
今年のTARTAN WEEKは、3月30日から4月6日まで。その初日に行なわれたのが、今年で4年目、すっかり春の名物となった10kmレース、スコットランド・ランなのである。
このレースはとても人気があって、 今回の参加人数は、男女合わせてなんと6928人。その中には、はるばるスコットランドからやってきたランナーもまじっている。
レース後は、特設ステージにて、毎度おなじみの民族音楽のパフォーマンスが行なわれ、楽しい文化交流のひとときを楽しむことができた。
★スコットランドの民族衣装、キルトのスカートで走る男性ランナー(左)と、スコットランド国旗を頬にペイントして走る女性ランナー(右)。(photos by New York Road Runners)
★若さあふれるスコットランドの学生たちで構成された、民族音楽の歌とダンスのチーム。
★民族音楽とロックを融合したバンド「レッド・チリ・パイパーズ」の熱い演奏に、会場はノリノリ。
当日エントリーで参加可能なレースも目白押し!
ニューヨーク・ロードランナーズ主催のレース情報は、こちら をご覧下さい。
by Minakovich (URL )