2010.10.23

みなさんこんにちは、しゃまだです。


お元気ですか?


今回は特命係長H/Hより任務を頂きましたので

この場をかりて遂行させて頂きたいと思います。


そうそれは…本日の出社前の出来事の報告です。


私は今朝いつもどおりヒルトンホテルの地下一階にある

ツアーラウンジへ出社しようと、道を歩いていました。


慣れた道なので、私は颯爽と歩いていたのです。


そのとき私の頭の中はお昼のお弁当のことでいっぱいでした。


お腹すいたぁ、もう今ここで食べてしまおうかなぁ、なんてことを

考えながら歩いていたその瞬間!!


ドンっという物音が…


そう私はだれかとぶつかっていたのです。


その直後です。


「パリんっ」という何かが割れる物音が辺りに鳴り響き、後ろを

振り返ると黒くて恰幅のよい大男が立ちすくんでいました。


その大男が見つめる先には、持っていたであろうものが作りあげた一面の水溜りが…


大男 「あーあ、割れちゃったよ…(ここでこちらをチラリ)」

私 「…。」


大男 「今お前ぶつかったよね?壊れちゃったよ、まぁ、$40でいいよ。」

私 「…、え?」


大男 「いやーだから$40でいいよ。」

私 「$40?」


大男 「そう$40、これ壊れたから弁償してくれよ。」

私 「え、いやごめん、でもそれ何?」


大男 「リカー、リカー、お酒だよ。」

私 「(もしかしてこれは…)あーそうか、わかったじゃとりあえず警察に行こう」


大男 「いいぜ。」 (えっ、いいの?)



詐欺かと思った私は警察へ一緒に行くことを提案したのだが、なんと一緒に行くことに。



私 「ところで何の酒?それ。」

大男 「ヘネシーだよ、知ってるだろ。」


私 「ヘネシー、(やばい高いそれ‥。)」

   「よし新しいの買いに行こうぜ。(何故か動転した私はここで変な提案を)」

大男 「おっ、いいね。」


私 「(ヤバイこのままでは‥)とりあえず最初に警察行こっか?」

大男 「よし、$20でいいぜ。おれが半分出すし、お前も半分な。フェアだろ?」


私 「え?‥それほんとにヘネシー?ちょっと中身みせて。」

大男 「いいぜ……あうちっ!!(ここで大きく割れたビンで指を切ったフリ)」

    (明らかに中身は見せないつもりで)


私 「……いいよ、僕がやるよ。」


ガサゴソ、ガサゴソ…。




じゃじゃーん!!


そこから出てきたのはなんとSnapplesでした。(ただのジュース)


私 「ヘネシージャネーシ。」

大男 「…」


私 「Snapplesやない?」

大男 「ああ…OK、$5でいいよ。」


え?バレたうえにさらに金とるつもり?しかも少し上乗せで。


私 「いやいや、$2やろそれ。

大男 「ん…」


私 「そうやろ…(となぜかここで割ってしまったことに対し$2支払い)」

私 「じゃーね。」


大男 「ブツブツブツブツ…。」



そうです!私今朝出社前に詐欺に遭遇したのです。


人から聞くことはあったのですが、まさか自分がターゲットになるなんて…

内心バクバクしてましたが、無事出社することができてよかったです。


みなさんもニューヨークにお出かけの際はこのような詐欺にはご注意ください!!

きっと観光客相手に寄ってきますので、遭遇した場合にはまず警察へ!!


そんなこんなで一日中少し興奮気味の私でした。


そりゃなかぜ!


しゃまだ。




同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS ニューヨーク支店

    いいね!ニューヨーク
    2025.05
    loading...