
みなさんこんにちは、しゃまだです。
お元気ですか?
今回は特命係長H/Hより任務を頂きましたので
この場をかりて遂行させて頂きたいと思います。
そうそれは…本日の出社前の出来事の報告です。
私は今朝いつもどおりヒルトンホテルの地下一階にある
ツアーラウンジへ出社しようと、道を歩いていました。
慣れた道なので、私は颯爽と歩いていたのです。
そのとき私の頭の中はお昼のお弁当のことでいっぱいでした。
お腹すいたぁ、もう今ここで食べてしまおうかなぁ、なんてことを
考えながら歩いていたその瞬間!!
ドンっという物音が…
そう私はだれかとぶつかっていたのです。
その直後です。
「パリんっ」という何かが割れる物音が辺りに鳴り響き、後ろを
振り返ると黒くて恰幅のよい大男が立ちすくんでいました。
その大男が見つめる先には、持っていたであろうものが作りあげた一面の水溜りが…
大男 「あーあ、割れちゃったよ…(ここでこちらをチラリ)」
私 「…。」
大男 「今お前ぶつかったよね?壊れちゃったよ、まぁ、$40でいいよ。」
私 「…、え?」
大男 「いやーだから$40でいいよ。」
私 「$40?」
大男 「そう$40、これ壊れたから弁償してくれよ。」
私 「え、いやごめん、でもそれ何?」
大男 「リカー、リカー、お酒だよ。」
私 「(もしかしてこれは…)あーそうか、わかったじゃとりあえず警察に行こう」
大男 「いいぜ。」 (えっ、いいの?)
詐欺かと思った私は警察へ一緒に行くことを提案したのだが、なんと一緒に行くことに。
私 「ところで何の酒?それ。」
大男 「ヘネシーだよ、知ってるだろ。」
私 「ヘネシー、(やばい高いそれ‥。)」
「よし新しいの買いに行こうぜ。(何故か動転した私はここで変な提案を)」
大男 「おっ、いいね。」
私 「(ヤバイこのままでは‥)とりあえず最初に警察行こっか?」
大男 「よし、$20でいいぜ。おれが半分出すし、お前も半分な。フェアだろ?」
私 「え?‥それほんとにヘネシー?ちょっと中身みせて。」
大男 「いいぜ……あうちっ!!(ここで大きく割れたビンで指を切ったフリ)」
(明らかに中身は見せないつもりで)
私 「……いいよ、僕がやるよ。」
ガサゴソ、ガサゴソ…。
…
…
…
?
じゃじゃーん!!
そこから出てきたのはなんと「Snapples」でした。(ただのジュース)
私 「ヘネシージャネーシ。」
大男 「…」
私 「Snapplesやない?」
大男 「ああ…OK、$5でいいよ。」
え?バレたうえにさらに金とるつもり?しかも少し上乗せで。
私 「いやいや、$2やろそれ。」
大男 「ん…」
私 「そうやろ…(となぜかここで割ってしまったことに対し$2支払い)」
私 「じゃーね。」
大男 「ブツブツブツブツ…。」
そうです!私今朝出社前に詐欺に遭遇したのです。
人から聞くことはあったのですが、まさか自分がターゲットになるなんて…
内心バクバクしてましたが、無事出社することができてよかったです。
みなさんもニューヨークにお出かけの際はこのような詐欺にはご注意ください!!
きっと観光客相手に寄ってきますので、遭遇した場合にはまず警察へ!!
そんなこんなで一日中少し興奮気味の私でした。
そりゃなかぜ!
しゃまだ。