H.I.S.ツアーラウンジに来店されるお客様から、どんなミュージカルがおススメか聞かれる事があります。そこで、私のイチ押しミュージカルのひとつをご紹介します!

ウィキッドやライオンキング、オペラ座の怪人などの大型ミュージカルももちろん素晴らしく、楽しい時間が過ごせること請け合いですが、せっかくニューヨークにいるのですから、日本では見られないミュージカルはいかがでしょうか?

私がイチ押しなのは、ビリー・エリオット。同タイトルの映画をミュージカル化したものです(邦題はリトルダンサー。日本語タイトルって、よく原題と離れたタイトルをつけますよね)。

$H.I.S. ニューヨーク支店便り

ストーリーは、簡単に言えばイギリスの片田舎の労働階級の少年ビリーがプロのバレエダンサーに成長していく姿を描いたもの。(スミマセン、本当に簡単にまとめすぎた。実際はもっと奥深いストーリーです)。

音楽はエルトン・ジョンで、聴き馴染みの良いメロディーが素敵。演出は映画版と同じくスティーブン・ダルドリー。私が好きなシーンがSolidarityというナンバーで、バレエ教室と炭坑のストライキという2つのかけ離れた世界が同時に進行します。私はこのシーンを見て、この演出は天才的だと思いました!エルトン・ジョンの音楽も完璧にマッチしています。♪Solidarity Solidarity Solidarity Forever♪というフレーズが、これでもかというくらいリフレインされるので、劇場を出る時には口ずさめると思います。

そして、そして、もう一つ大おススメなシーン。映画ではロイヤルバレエのプロダンサーに駆け上がった大人のビリーがエンディングに登場するのですが、舞台版では映画とは違った形で大人になったビリーが登場します。どのように登場するかはネタバレになるので書きませんが(あ~、言いたい!)、このシーンは本当に美しく、そして感動的です。このシーンだけでも、一見の価値ありです。

舞台版のストーリーは比較的映画に忠実ですので、英語が苦手な方でも映画で予習しておけば大丈夫だと思います。英語はイギリス訛りなので、少し分かりづらいかも。

さて、このミュージカル、日本で上演される日は来るのでしょうか?一番のハードルは、歌って踊れて演技が出来るビリー役の少年を発掘(というか養成)する事でしょうね。

おススメです!

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↑なぜかブロードウェイ・オリジナルキャスト、サイン入りのポスターを持っています。

Billy Elliot公式サイト http://www.billyelliotbroadway.com/index1.php

Ken

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