日本を離れて久しい私は、ふいに桜が無性に見たくなり、有名なワシントンD.C.の桜を見るため、満開予報を調べて周到な計画の上、4月頭にはるばるD.C.まで行ったのですが、満開予報が外れほとんどつぼみの状態だった、という痛恨のミスがありました。
そんな折、4月最後の週末、ブルックリン植物園で桜祭りというイベントが開催されているのを前日夜にTVのニュースで知り、いそいそと出かけてきました。
4月末だったので、もう桜はとっくに散っているんじゃないか、と疑いながら到着したところ、そこには長蛇の列が。人気のイベントなんですね。
40分ほど待ってようやく入れましたが、そこには感動的な満開の桜が。ワシントンD.C.まで行ってもダメだったのに、地元のニューヨークでいともあっさりと見ることができました!
日本では当たり前のように見ていた桜ですが、故郷から遠く離れた海外にいると、思わず見とれてしまいました。やはり桜には、日本人の血を騒がせる不思議な力がありますね。
写真では迫力が伝わらなかったら残念ですが、”鈴なり”という表現がぴったりで、枝にびっしりと花びらが敷き詰められている感じで圧巻でした。
マグノリアの木もたくさんありましたが、黄色いマグノリアというのは私は初めてみました。ピンクのマグノリアと並んでいると、そのコントラストが綺麗でした。
お祭りだけあってステージでは獅子舞や日本舞踊なども披露され、なぜかアニメキャラなどにコスプレした来場者も多数いました(日本といえばコスプレなんですかね)。
日本的な弁当も販売されていて、日本的に桜の下にビニールシートを敷いて手作り弁当を食べている家族連れも多くいました。
ブルックリン植物園の中には日本庭園のスペースもあり、こんな日本的な光景も見る事ができます↓
Brooklyn Botanic Garden http://www.bbg.org/
Ken