エンターテイメント
2013.12.20
ディズニー制作のブロードウェイ作品は、これまでも「美女と野獣」「ライオンキング」「アイーダ」「ターザン」「リトルマーメイド」「メリーポピンズ」「ニュージーズ」とあり、「ライオンキング」のようなモンスター・ヒットがある一方で、中には興行的にはあまり振るわなかった(=コケた)り、トニー賞ノミネートからそっぽを向かれた作品もありますが、私は全て観ていてそれぞれに好きです。
約1年前、「メリーポピンズ」がクローズしてしまった際は、大変に残念に思った私ですが、今度ディズニーが仕掛けてくるのは「アラジン」で、心待ちにしています。
この公演、いまトロントでトライアウト(試演)中で、まだ情報や批評もあまり出回っておらず、映像・画像もまだほとんど公開されていないので、私にとってはまだ謎のベールに包まれています。が、アラジンのミュージカル版は、実はこれが最初ではなく、カリフォルニアのディズニーのテーマパークで、40分くらいの短縮パージョンが長年上演されています。私も観ましたが、それがとても良かったので、他のアトラクションそっちのけで数回観てしまいました(笑)。ですので、ブロードウェイ版にも期待しています!
ここで少しリハーサル風景やインタビューが見られます
私の楽しみのひとつで、そして恐らくこのショーを観に行こうと思う人が皆、関心があるであろう事は、空飛ぶ絨毯をライブショーでどう表現するか、という事ですよね。なにせ天下のディズニー様なので、きっとお金をかけて派手にやってくれる事と思います。会場となるニュー・アムステルダム劇場は、前作「メリー•ポピンズ」でも、客席の上を飛んでいましたので、「アラジン」でも観客の頭上に"飛ばして"くるのではないでしょうか。
もう一つ、この公演で話題なのがキャスティングです。なんと、20年以上前に作られたアニメーション版の声優で、それと同じ役でブロードウェイ版にも出演する俳優がいるのです(悪役ジャファー役のジョナサン•フリーマンという人で、上手いんです。アニメーションの声だけでなく、見た目や雰囲気もこの役に合っていて,なおかつ歌える、というのが凄いですよね)。このキャスティングは、ありそうで無かった斬新な発想ではないでしょうか!
おなじみのアニメーション版がベースですので話も分かりやすく、きっと見た目も楽しく音楽も親しみがあるでしょうから、英語にあまり自信がない方やお子様でも楽しんで頂けるのではないでしょうか。
ブロードウェイ公演は来年2月26日からプレビュー開始で、チケットも発売中です。H.I.S.でも取り扱っていますので、ご興味のある方はこちらからどうぞ!
公式サイト:http://aladdinthemusical.com
Ken
公式サイト:http://aladdinthemusical.com
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