いつもニューヨーク支店のブログをご覧いただきありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻だったニューヨークは6月8日から経済活動が再開されました。
皆様が安心してニューヨークにお越しいただけるようになった際に参考になる観光情報やスタッフの日常生活などの記載を引き続き努めてまいりますが、
規制は段階的に緩和されていくため、まだしばらくは記載内容が新型コロナウイルス感染拡大前の体験、情報などになることがございます。
何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
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ニューヨークに行ったら、ミッドタウンに泊まりたい。ほとんどの人がそのように考えるのではないでしょうか。
確かにミッドタウンの魅力は尽きませんし、ミッドタウンのホテルに泊まれば、一日中、マンハッタンを120%満喫できると言えるかもしれません。
ですが、あらゆる面でテンションの高いマンハッタンのミッドタウンですから、観光や仕事を終えてホテルに戻ったら、静かなところでゆっくりしたいと考える人も多いと思います。
更に、世界的に見てもダントツにホテル料金の高いミッドタウンですから、ホテルのランクを落とさず、宿泊費を抑えて、その分を有効に使いたいと考える人も多いはずです。
と言ってもミッドタウンからあまり離れるのは不便なので、公共の交通機関や車(タクシーやUberなど)、またはニューヨーカーの新しい”足”となっているシティ・バイク(ニューヨーク市公認の貸自転車)も利用して、短い時間で移動できるということも大切でしょう。
そんな全ての希望が叶えられるエリアの一つが、今回ご紹介するロング・アイランド・シティ(ロング・アイランドとは異なります)です。
ミッドタウンからは、マンハッタン島東側を流れるイースト・リバーを挟んだお隣のエリア。
車で30分以内、地下鉄ならばラインによって1~4駅(7、E、N、W、R、M、Fという7種類のラインがミッドタウンとの間を行き来しています))、ミッドタウン直通の市バスもあり、マンハッタン外でミッドタウンへのアクセスがこれほど便利なところは他にありません。
ロング・アイランド・シティは元々工場街・倉庫街として発展しました。イースト・リバーに面していることから、船舶を利用した貨物輸送にも大変便利でした。しかし、近年の再開発によって、街は急発展・急成長を遂げ、昔を知る人にとっては信じられないような新しい街に生まれ変わりました。
観光の面、お洒落な店舗という点では、ブルックリンのウィリアムズバーグやダンボ、そしてグリーンポイントなどにはかないません。しかし、ロング・アイランド・シティーはそうした”トレンディー”な街とは全く別の形で再開発・発展を遂げたのです。
それはミッドタウンへは最短時間でアクセス可能なことによる居住エリアとしての発展、そして元々工場・倉庫であった所がロフトやギャラリーに改造可能であったことによるアート関連の新たな拠点としての発展でした。
よって、ロング・アイランド・シティには、観光の街のような派手さはありませんが、ミッドタウンを目の前にしながら静かで落ち着いた雰囲気と、アート指向の強さから来るエッジさが兼ね備わっていると言えます。
人種的にも白人がメインとなるブルックリンのトレンディなエリアとは異なり、白人約15%、アフリカ系約25%、アジア系約15%、ラテン系約40%、アラブ系などその他5%という、非常にバラエティが豊かでバランスが取れているのも特徴です。
ロング・アイランド・シティは、北はダッチキルから南はハンターズ・ポイントというエリアまで広範囲に渡りますが、それでも広さはミッドタウン全体より小さめです。
ですが、このエリアに現在36のホテルがあって、更に新たなホテルが現在も続々と建築中です。
ホテルによってはルーフトップのバーやレストランもあり、部屋からミッドタウンの景色/夜景を楽しめるホテルもあるというのも、ミッドタウンでは味わえないもう一つの魅力と言えます。
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一日でも早く世界の新型コロナウイルス感染が終息し、皆様に素晴らしい旅行をご提供できることをスタッフ一同心よりお祈り申し上げます。
皆様も健康に留意し、健やかにお過ごしくださいませ。
HIS ニューヨーク支店