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みなさま、こんにちわ。
お元気でお過ごしでしょうか。
今日は「近い将来、ひょっとして独立するかも」と言われている
テキサス州のお話をしたいと思います。
ご存知の通り、アメリカ合衆国は50の州で形成されています。
各州は、それぞれ独自の州憲法と州政府を中心に運営されており、
個々の州が国家に近い形態で、USAという連邦政府に加盟しています。
今、話題となっているテキサス州ですが、
もともと独立国家だったという歴史的経緯があります。
メキシコ領からテキサス共和国として独立宣言したのは、1835年。
当時のテキサスにはメキシコ人の5倍以上のアメリカ移民が居住しており
牧畜業(牛肉となるロングホーン種の育成)で自立していました。
テキサスの独立宣言に対し、メキシコ側は独立を阻止すべく軍隊を派遣。
歴史上有名な〈アラモの戦い〉が1836年2月に勃発します。
アラモの砦に立てこもった187人の義勇軍は全滅しますが、
その後、戦力を整えたサム・ヒューストン将軍率いるテキサス軍が勝利し、
1836年4月、テキサス共和国の独立が実現します。
その後、1845年にアメリカ合衆国の28番目州として併合されますが、
合衆国の加入に至るまでに長い議論がありました。
最終的には、共和国議会の決議によって承認されますが
独立国家継続を主張する勢力も、根強いものがありました。
テキサスに旅行すればわかりますが、テキサス人は今でも独立心が旺盛です。
アメリカ国旗に負けないくらい、テキサス州旗が目立ちます。
現職の共和党アボット州知事は、民主党新政権が憲法に違反する動きを見せた場合
「保守の砦」として異議を唱える姿勢を明らかにしています。
正義感の強いテキサス気質を考えると
連邦政府からの独立も辞さない態度を取ることも十分に考えられます。
テキサスが独立すれば、世界の10強に入るほどの国力になると言われています。
あくまで今後の情勢次第なので、どうなるかわかりませんが、
アメリカ合衆国とテキサスの将来を見守っていきたいと思います。
Posted by Firebird '21
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