2008年10月に渡米した際、1987年に公開された映画「バグダッド・カフェ」のロケ地に立ち寄りました。
舞台はアメリカ西部、モハーベ砂漠にたたずむさびれたモーテルとガソリンスタンドとカフェを兼ねた「バグダッド・カフェ」で、宿泊に訪れたドイツ人のジャスミンが、モーテルの女主人や、日夜遊びに明け暮れる娘、売れない画家、ピアノの弾けないピアニストなど、うだつのあがらない人々を徐々に変えていく、心温まるストーリーです。
場所はルート66沿いです。このときは、車でラスベガスからロサンゼルスまで行ったのですが、I-15でバーストゥの10マイルほど手前にある、Harvard Rdを南に向かって走り、I-40を少し超えたところで、ルート66にぶつかり、左折してすぐ見つけることができました。
ロサンゼルスから行く方は、I-15でバーストゥまで行き、I-40に乗り換え、ニューベリースプリングスで、下りて66号に出て15分ほど走ると、左側にあります。
詳しく知りたい方は、Google Mapを使うと見つけることができます。
映画内で使われていた、MOTELはさびれたネオン管があるだけで、現在は営業しておりません。
ガソリンスタンドと石油タンクは既になくなってしまいました。
カフェは現在も営業しております。営業時間はAM7:00~PM7:00
砂漠のど真ん中にあるのですが、意外とお客さんが入っていました。到着したときには、大型の観光バスが止まっており、アメリカではツアーの一部に組み込まれているようです。
店内では、主題歌の「Calling You」が流れています。
映画より、主題歌の方が有名になってしまっているのが印象ですが、何度聞いても、心地良い曲です。
壁には映画を見てやってきた世界中の人々のメッセージやサインがたくさんあります。
今後も私の訪れた、アメリカのコアな部分ををご紹介したいと思います。
海外発航空券デスク
目木