リオの主要観光スポットを廻るオプショナルツアーは本当に参加してよかったです。

一つ一つの場所での滞在時間は短かったものの、限られた短い時間の中では、

これ以上ないというくらい、無駄のない充実した時間をすごしました。


海辺で夕食を食べ、リオの街に別れを告げ、空港へ向かいました。



搭乗予定の便はリオ空港発23:18のイグアス行き最終便。

21時過ぎには空港に着き、時間が遅く、国内線ターミナルということもあり、

小さなお土産屋が一つあいているだけで、何もやる事もなし。


搭乗便の出発ゲートの真横に座り、出発まで1時間以上あり、

しばらくボーっとしていると眠気に誘われ、ウトウト・・・。


1時間ほど爆睡していたようで、大きなアナウンス音に起こされ、

周りを見渡すと、ほとんどの人は既に飛行機に乗り込んだ後で、

自分たち以外に10人くらいいる程度で焦りながら急いで

列に並びました。


出発ゲートの真横だし、最終便だろうから、寝てても誰かが起こしてくれるだろうと、

思っていましたが、搭乗口付近にいて本当に良かったです。


危なかったね~~!と、

笑いながら連れと話をし、搭乗券を差し出し、タラップを進み、

「連れがなかなか来ないなー」と思いながら、飛行機にちょうど

乗り込む寸前のあたりで、航空会社職員がなにやら叫びながら

猛ダッシュで、搭乗するのを阻止するように近寄ってきました。


何を言っているのか良くわかりませんでしたが、

「入り口に戻れ!」というような身振りをしているので、

戻ってみると、心配そうな顔をしていた連れの顔が

安心した表情に変わるのがわかりました。


連れから何が起こったのかを聞いてようやく

状況を把握する事ができました。


何が起こったのかといいますと、

自分たちが爆睡している間に

「複数の便の出発ゲート変更の空港アナウンス」が流れたようで、

イグアス行きと思って、乗り込みかけた便は、ゲート変更により

ブラジル南部のクリチバという都市行きの便に変更となっていたようです。


搭乗券を回収する際、航空会社スタッフがきちんとチェックをせず私は

中へ通されたのですが、連れが搭乗券を差し出したときに、

搭乗を拒否されたようで、「スタッフがポルトガル語でなにやらしゃっべっているものの」

何を言っているのか全く理解できず、身振り手振りで、

「連れは入れたのに何で私は入れないのか」としばらく必死にアピールしていて、

間も無く自分たちがゲートを間違えている事に気付かされ、

既に入っている私を呼びに来てくれたということでした。


焦りながら急いで変更後のゲートに向かうと、人ッ気が全くなく、

「乗り遅れてしまった?既に出発したのだろうか?」という不安に駆られて

いたところ、航空会社スタッフが出てきて誘導してくれました。


無事に予定便に乗る事ができ、ほっと一安心。

二人便を間違えて、クリチバに行っていたらどうなっていたかと今になって

想像してみると、「そのまま行っていたらいたでまた面白い旅行になっていたのかなー」

とも思え、笑えます。


出発ゲートや乗る飛行機の機材が急に変わッたりする事は、

決して珍しいことではありません。

搭乗者が少ないなどの理由で出発時間が1時間くらい早まる事も

あります。


空港アナウンスは必ず聞くように心がけ、

出発ゲートや搭乗開始時間の確認はコマ目に必ず行うようにしましょう。


私の周りには、早めに空港へ行き、チェックインも無事終えていながら、

飛行機を乗り過ごした人が実際何人もいます。


必ずこまめに出発情報の確認を行いましょう!


(たとえ、2人以上であっても空港内であっても特に貴重品には気をつけましょう!

ウトウトと寝てしまって、起きてみたら荷物がなくなっていたなんて事も

ちらほら耳にします。)


**********************


ほぼ予定通りの深夜1時20分に無事ブラジル側のイグアスフォールズ空港へ到着し、

空港タクシーでアルゼンチン川のホテルシェラトンへ向かいました。


外灯が全くないような道を走る事約30分。

タクシーが向かった先には人一人が入れるくらいのプレハブ小屋が5つほど横に並んでいました。


タクシーに乗りながら、そこでブラジルの出国審査+その先でアルゼンチンの入国審査が

行われました。


ちょうど、アメリカのバッファローから車でナイアガラに向かったときも同じように

タクシーに乗りながら、アメリカ・カナダ間の出入国審査がありました。


ホテルに到着したのは深夜の3時近く。

満月にうっすらと照らされる巨大なシルエットが、部屋から見え、

胸の鼓動が高鳴るのを感じずにはいれませんでした。





つづく・・・。(たぶん)




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