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「乗り物いろいろドイツ 旅行⑤」をお届けいたします。

列車好きの私は、基本的に、世界のいろいろな列車&乗り物に乗ることが主な目的がテーマになっております。


今回は、途中下車して、北ドイツをめぐってみました。

「乗り物いろいろドイツ 旅行記⑤」  かわいらしい街々 その2 ハーメルン編です。



グリム童話の「ハーメルンの笛吹き」というお話はご存知ですか?


簡単に説明すると、


昔、ハーメルンの街には大量のネズミが発生していた。

住民はネズミの被害にとても悩まされておりました。

そこへ道化の格好をした旅の男が自分なら簡単にネズミを退治できると言ったので、住民は、本当に退治できたら報酬を払うと約束をしました。

道化の男が、路上で笛を吹き始めると街中のネズミが、笛の音色に導かれるように集まり、男の後を付いていきながら、次々と川の中へ入っていき、こうして、街のネズミは1匹残らず溺れ死にました。

しかし、男が街へ戻ってくると、住民たちは約束を破って報酬を払わなかった。


それからしばらくたった6月26日に、ふたたび男が街に現れ、また路上で笛を吹き鳴らし始めると、あのときのネズミと同じように、今度は街の子供たちが集まってきた。


そうして、合計130人の子供たちは、笛の音色に合わせて、踊りながら、街から出て行き二度と帰ってこなかったそうです。


おしまい。


この話は、1284年6月26日に実際に起こった失踪事件で、ハーメルン市の公式文書にも記載されているそうです。

かなり恐ろしいお話ですね。。。。



そんなハーメルンの街を訪れてみました!



ハーメルン中央駅から、街の中心部の旧市街まで、少し歩きます。(徒歩15分くらい)




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旧市街の近くにくると、道に白いネズミのマークが、旧市街を案内してくれます。

あとをたどって歩くと順序良く観光できますよ。






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ハーメルンの笛吹き像




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こちらは、お土産に人気の乾燥パン製ネズミ(食べられません)




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マルクト教会と結婚式の家


結婚式の家の仕掛け時計は、ハーメルンの笛吹きとそれに続き子供たちが出てくるモチーフになっております。


そして、この街の角が子供たちが連れさらわれたという通りで、「舞楽禁制通り」となっております。

今も踊りや音楽の演奏は禁止されているんですよ。


ハーメルンには、張り出し窓のあるロマンチックで素敵な建物が多くとってもかわいらしい街です。



皆様も行ってみてはいかがですか?




次回は、  SLの街 ヴェルニゲローデの街を ご紹介いたします。

お楽しみに!




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