旅のテクニック
2013.09.15
今日はパリのメトロチケット販売事情についてです。パリを観光する際、移動手段としては、1)メトロ 2)バス 3)タクシーが考えられますが、バスは、バス停の位置と路線図を把握するのが難しいし、タクシーはフランス語ができないとちょっと不安・・・というわけで、メトロを利用する方が多いかと思います。
パリ市内のメトロは均一料金で、チケットは駅で購入できます。
1回分のチケットもありますが、滞在中複数回利用されるかと思うので、10枚回数券(カルネ)が1枚あたりの値段がだいぶ安くなりおススメです。
最近、メトロのチケット販売は、だいぶ自販機化が進み、観光名所のある大きな駅でしか有人券売所は見かけなくなりました。
こちらが今や希少価値の有人券売所。青枠です。ここではチケットを購入することができますが、英語が通じない場合も・・・
回数券を買う場合は、Un carnet s'il vous plait (アン カルネ シルブプレ)とお願いしましょう
こちらは一瞬、券売所かと間違えてしまいがちなのですが、案内所。オレンジ枠です。チケットを買おうとすると冷たくあしらわれ、悲しい思いをするので気をつけましょう
ではいざ自販機での購入にチャレンジ
Navigoカード専用機械では、チケットは購入できません。
Ticketsと書いてある機械で、チケットを購入できます。
フランス語のみならず、機械の上に記載されている国旗の国の言語での表示が可能です。残念ながら日本語はありません
今回は英語表示で、回数券を購入。
Englishを選択し右側の画面をタッチ。
一番上のTicket t +をタッチし、
Full fare(10歳未満のお子様の場合などは割引料金なので、下のReduced fare)をタッチ、
回数券の場合は、下の1(もしくは回数券を2つ買うなら2)をタッチ、
希望したものになっていたらValidationをタッチ。
ここで支払いとなります。
クレジットカードであれば、ICチップのついたVISA・ MASTERなら利用可能です。
その際は4桁の暗証番号が必要になります。
現金であれば、画面横の現金投入口に必要金額を入れることになります。
うまくいけばそれで「めでたし、めでたし」なのですが、とにかくフランスの自販機は現金に弱いと言いますか、おつりが出なかったり、お札を入れているのに、うまく入って行かず何度も戻ってきたりということがよくあります。小銭しか受け付けない機械も多いですので、なるべく料金ぴったりの小銭を用意しておくといいかもしれません。
で、うまく料金を支払えたら!
領収書の要・不要をタッチして、回数券を受け取っておしまいです。
ただ困ったことにメトロ改札口付近はスリが多く、慣れない画面に夢中になっているところを狙われてしまうこともあります。油断は禁物です!また駅によっては機械の数が少なく、行列をすることもしばしば。
メトロのチケット購入と同様に、ロワシーバス(シャルルドゴール空港とパリオペラ座を結ぶシャトルバス)のチケットも購入が難しい!!という声をよく伺います。
自販機はややこしく、運転手さんからチケットを購入しようとしたら、おつりがないと言われて、もめて非常にいやな思いをした等々
そのような声にお応えし、現在HISパリ支店では、メトロの回数券とロワシーバスのチケットを販売しています
料金は
メトロ回数券(10枚):14.30ユーロ *サービス料込み
ロワシーバスチケット(1枚片道):11ユーロ *サービス料込み
<注:上記は9月15日現在の料金。毎年1月1日に更新されます。>
回数券やバスのチケットは有効期限がありませんので、使い切れなかった場合は、次回、パリにいらした時に使うことができます。
より快適なご旅行をされるためにも、パリ支店でのチケット購入!! おススメです
スタッフ一同お待ちしています。
ご不明な点はいつでもお尋ねください。
(YB)