先週、パリは40℃の猛暑日がありましたが、無事乗り越えました。
今日8月3日は最高気温23度、少し涼しいくらいですが、週末にかけては体温並みの予想最高気温が出ています。
暑い中、冷房が効いていないのに涼しく感じられるところは・・・教会です。
パリの街の暑さと賑やかさから、別世界に逃れてきたような気持になります。
サンジェルマンデプレ教会は、パリ最古の教会です。
6世紀に建てられたのち、破壊と改装が幾度も繰り返されました。
ロマネスク様式とゴシック様式の2つの特徴が見られる、珍しい建築様式をもつ教会です。
外観も特徴的です。
中世時代は大規模な修道院でしたが、19世紀後半のオスマン新都市改造計画により、大部分が壊されて、跡地には住宅が建てられました。
最近改装されたことで、ロマネスク様式の特徴がより綺麗に見られます。
藍色に金の星、なんとも絶妙な色です。
信者でなくとも、数々の祈りが捧げられてきたことを感じられるような・・・
気のせいでしょうか。
サンジェルマンデプレ教会のほか、この辺りはぶらぶら散歩をしながら自分のペースで発見するのが楽しいです。
下記、過去の記事です。
(NK)
ブキニスト(Bouquiniste)、って聞いたことありますか?
パリのセーヌ川沿いにある、古本屋さんたちのことです。
古本がメインですが、絵画やおみやげ物も売っています。
ちょっと雲がかかっていますが、ノートルダム大聖堂横のブキニストです。
このブキニスト、ユネスコの世界遺産登録が目標になっているということです。
200件以上のお店があります。実は、税金も家賃も免除されているのだとか。
サイズは厳しく決められているようです。
(車窓から撮ったので反射していてごめんなさい。)
1891年からあるそうです。約130年前ですね。
1900年のパリ万博の際には、既に200もの店が誕生していたそうです。
深緑色も目立ちすぎず、どの季節にも調和している気がします。
世界遺産になるでしょうか?
(NK)
バスティーユのマルシェは、毎週木曜日と日曜日に開かれています。
新鮮な野菜たちがおいしそうです。
人参は、日本のものより小さいのが一般的です。
みずみずしいレタスです。
写真に写っている方ではありませんが、マルシェでは店員さんが「マミー(おばあちゃん)元気?」と常連さんと挨拶する姿も見られます。
スーパーマーケットでは見られない、コミュニケーションの場でもあります。
マルシェでのお買い物を習慣としている市民も多いことと思います。
チーズもおいしそうですね。牛柄の布が粋です。
おいしいバゲットと共に。
花が咲いているバジルも売られていました。香りが食欲を誘います。
夏の野菜は色が強く鮮やかで、目からも元気をもらえるようです。
季節を感じられることもマルシェの楽しみです
環境問題は世界中で課題となっていますが、なるべく近い産地のものを選ぶこと、食べられる分だけ買うこと、少しは意識したいなと思います。